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連絡なしに家まで来ちゃったけど、まぁ事前に約束してたし、いっか。
確か家族がお出かけしてるって言ってたし、ベッドインしても問題ないよね?
俺だって思春期男子ですから。
ピンポーン...
橙『は〜い...って蓮くん!待ってたで!』
「康二〜!い〜れ〜て!」
橙『今開けるな!』
声だけ聞いて可愛いって思う俺って異常なのかな?
仕方ないじゃん。
だって、俺の恋人銀河一可愛いんだから。
ガチャッ
橙「蓮くん!いらっしゃい!」
「っ〜///か、可愛い...///」
玄関のドアを開けた康二が着ていた服は、ふわふわで、うさ耳が付いたものだった。
それ...この前俺があげたじゃん...!
康二は“恥ずかしいから着ないわ!///”って言ってたけど、まさか着てくれてるとは...!
橙「どないしたん?固まって。」
「だ、だって。康二その服着てくれてたから...///」
橙「ん?...っ///わ、忘れてた...///」
「てことは普段は着てくれてるの?」
橙「...あ、当たり前やん...///せっかく蓮くんがくれたんやから...///」
っ...やっぱり康二は可愛い...!
俺の前では恥ずかしくて着ないのに、普段は普通に着てるってことでしょ?
何それ、天使通り越して女神?
可愛いの暴力じゃん。
危うく死んでしまうところだった。
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作者名:名のない納棺師 | 作成日時:2021年2月13日 21時