こんな気持ち、知らない

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咄嗟に佐久間と仲良くなりたいから送るって。言ったけど、よく考えたら結構恥ずかしいこと言ったぞ？


桃｢んふふ、阿部ちゃんと一緒に帰れて最高ピーマン！｣

｢佐久間ってピーマン好きなの？｣

桃｢うん！美味しいじゃん！｣

｢好きすぎて口癖にしてるんだ(笑)｣

桃｢えへへ！阿部ちゃんは？好きな食べ物！｣

｢俺？俺は...お母さんが作ったカレーかな。｣

桃｢おぉ！お袋の味だね！俺も母さんが作る料理大好き！｣


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桃｢あ！ここ俺ん家！じゃあね、阿部ちゃん！送ってくれてありがとう！｣

｢いえいえ。...あ、佐久間！｣

桃｢ん？どしたの？｣

｢えっと...明日から一緒に学校行かない？｣

桃｢！嬉しい！行こ行こ！｣

｢ありがとう！じゃあ明日佐久間の家に迎えに行くね！｣

桃｢本当？朝早くなっちゃうけど...。｣

｢俺がしたいからいいの！｣

桃｢...ありがとう！じゃあまた明日！｣


勢いに任せて一緒に学校行こうって言ってよかった。

佐久間と一緒ならいつもはテンション低い朝も上がるかも。まぁ佐久間が朝強いかにもよるけど...(笑)

...ってあ。佐久間に連絡先聞くの忘れてた。

まぁ明日聞けばいいか...。

とりあえず俺は帰ったらふっか達に佐久間を見ると心臓が苦しくなるってことを相談しよ。

なんとなく知ってそうだし。

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