こんな気持ち、知らない

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そんな佐久間の反応を見て最初に吹いたのは珍しい、舘様だった。


赤「ぶっ...ふふ(笑)｣

紫「おいやめてよ舘さん(笑)こっちは我慢してたのに(笑)｣

桃「え？なになに？何笑ってんの？｣

青「あはははぁ！やべぇお腹痛い(笑)｣

黄「やめろよ、しょうた笑いすぎ(笑)｣

「お前だって笑いすぎだからな？！｣


てか忘れてたけど、ここ教室じゃん...。

まぁ中庭とかで食べてるのか、珍しく人が俺らしかいない。

こんな奇跡あるか？ラッキーだけど。

いや、俺はそれ以上に佐久間の鈍感さに驚いてる。

え、結構わかりやすかったと思ったんだけどな...。いや、バレても恥ずかしいだけだけど。


桃「むぅ！また佐久間に隠し事？！いい加減仲間に入れてよ！｣

黄「わりぃわりぃ(笑)じゃあ俺らのグループチャット入る？｣

紫「あ、それ名案。そういえば佐久間入ってなかったしね。｣

桃「入る入る〜！｣


佐久間が照とふっかとはしゃいでいる間に、俺はしょうたと舘様によって取り調べ(？)が始まった。


赤「阿部、やっぱ佐久間手強いわ(笑)｣

青「てか言い過ぎでしょ(笑)俺完全にバレたって思った(笑)｣

「いや、俺もあぁ言うつもりなかったし...。てか元はと言えばしょうたが変なこと言ったからだろ？！｣

青「別に変なこと言ってませ〜ん！つい口が滑っただけです〜！｣

「お前マジダルい！もうグミ買ってやらん！｣

青「それは勘弁して！ごめんって阿部ちゃん！帰りにラムネ買うから！｣

赤「ふふ、仲良いね。姉妹みたい。｣

「姉妹って...。｣


俺としょうた、女の子じゃないのに...。

例えるなら兄弟でしょ？舘様はなんで姉妹って言うのさ。

俺らそんなに女の子っぽいかな？

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