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甘いセリフは... ページ6

yb side

光「ねぇ、最後のセリフ何?」

「え?」

ナゴヤドームの2日目が無事終了し、ホテルに戻ってのんびり過ごしてる。

光はさっきらじらーから帰ってきたばっかでちょっと疲れてそう。

「最後のセリフって...裕翔に言ってって言われたあれ?」

光「そう。何あれ」

「いや〜、最後に甘いセリフ言おうかな〜って裕翔と話してて、思いついたのがあれだった。...何、嫉妬?」

光「いや、そんなんじゃないけど。言った相手、ファンのみんなだし。」

「まぁそうだけど...」

ちぇ、ちょっと期待したのに。

もしかしたら嫉妬してくれた?って。

...いや、ありえないか。ファン思いが人一倍大きい光が、ファンサで嫉妬する訳ない、か。

光「...よかったよ。あのセリフ。」

「え?」

光「だから、あのセリフよかったって言ってんの。
めっちゃかっこよかった。」

「ど、どうしたの?急に...」

こんなに急にデレられると、困るんだけど。
可愛すぎて←

光「...ねぇ、俺にも言ってよ。あのセリフ。」

「え?い、いいけど。」

光「やった!ほら、早く!」

疲れて甘えたなのか、やっぱり俺に隠して嫉妬して甘えたなのか。...答えはどっちでもいい。

だって、ライブ疲れが残ってる中、こんなに甘えてくれる光がいるんだ。
疲れなんて吹っ飛んだよ。

光「ねぇ、早く!」

「ん。じゃあ...“また、デートしてくれる...?”」






fin

作者です!(前のお話の説明とライブの感想です)→←ご飯を食べましょう? 2



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作者名:名のない納棺師 | 作成日時:2019年12月4日 20時

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