こんな気持ち、知らない 4 (ページ2)

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あっという間に約束の日になった。

髪型...変じゃないよね？

服装は舘さんに決めてもらったから自信はあるけど...。

...なんか、めっちゃソワソワしてて、逆に恥ずかしくなってきた(笑)

「あ、ちょうどいい時間。...いってきま〜す。」

とは言っても、両親は仕事で弟は遊びに行ってるから、家には誰もいないけど。

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佐久間との待ち合わせ場所は、俺らの最寄りの駅。

その方が効率いいし、長い時間一緒にいられるからね。

桃「あ！阿部ちゃ〜ん！！おはよ〜！」

「わっ！佐久間！朝から元気だね(笑)」

待ち合わせ場所に着いたら、とっくに佐久間が到着していた。

学校では遅刻魔って呼ばれてたのに、こういう時には早く来るの、めっちゃ可愛い。

「ごめんね、待たせちゃった？」

桃「ううん！佐久間も今着いたとこ！阿部ちゃんとの水族館、本当に楽しみにしてたんだ〜！」

「ほんと？俺もずっと楽しみにしてた。...ね、今日の服、めっちゃいいね！」

桃「ほんと？！よかった〜！頑張って選んだ甲斐があったよ〜！...阿部ちゃんの服も...かっこいいね///」

「あ、ありがとう///」

やったよ舘さん、佐久間がかっこいいって言ってくれたよ！

もう今日のノルマを達成(？)させた気分。

デートはこれからなのにね。

「...じゃあ、水族館行こうか！」

桃「うん！」