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赤「...まぁ、あの人には、これを機に改心して欲しいけどね。お金だけが、幸せではないということに気づいてもらわないと。｣
「...まぁな。｣
リョウタも一国の王だけど、お金に溺れずに人に優しく寄り添っている。
だから支持する人も多くて、人気者。
リョウタみたいになれって言われてもあいつには無理だろうけど、最低限、人としての心を思い出してほしい。
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白「しょっぴー！｣
「ラウ〜、ほら高いたか〜い！｣
白「キャハハハ！｣
あれから一週間経った。
今日はいよいよ決行の日。
...にも関わらず、俺は今ラウールと遊んでいる。
何故かと言うと、つい数分前に...。
紫『ショウタ〜。ちょっとラウのこと見ててくれない？』
『え？別にいいけど...。何かするの？』
紫『船の準備しないと。そんなに汚れはないけど、リリオ王国の船だから、常に綺麗にしとかないとね。』
『なるほどね...。わかった。』
...ということがあり、ヒカルとタツヤとラウールの部屋で遊んでいる。(呼び捨てで呼んでって言われたから呼び捨てに変えたよ。)
ラウールがマジ元気すぎてもうクタクタ...。
ｺﾝｺﾝｺﾝ
黄「ショウタ...あっは！踏まれてるじゃん！(笑)｣
「ヒカル！ラウール回収して！！｣
黄「はいはい(笑)ラウ、おいで〜。｣
白「パパ〜！｣
最終的にはラウールに踏まれて、ようやくヒカルが回収してくれた。
楽しかったけど、めちゃくちゃ疲れた...。
赤「ショウタ、そろそろ...ってどうしたの？｣
「ラウと遊んでて疲れた...。｣
赤「んふふ、お疲れ様。...でも、これから出発するんだけど...。｣
「ん、了解。行こう。｣
赤「大丈夫？｣
「...大丈夫。リョウタが隣にいるから。｣
赤「！...うん、絶対にショウタのこと守るよ。｣
「んふふ、心強い。｣
さぁ、出発だ。
あの、憎い父親に、鉄槌を下すんだ。
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作者名：名のない納棺師 | 作成日時：2021年5月24日 19時
