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桃「タイガ国王のおなぁ〜りぃ〜！｣
原石桃「ふふ、ダイちゃん相変わらず元気だね！｣
桃「だって、久しぶりにタイガに会えて嬉しいもん！｣
緑「コラ、ダイスケ！タイガ様に向かってそんな言葉遣いしない！...さ、ノエル様こちらです。｣
虎白「ありがとうございます、リョウヘイさん！｣
談話室に入ってきたのは、金髪の綺麗な顔立ちをした2人組の男性だった。
わ、すごいイケメンだ...！
ダイスケさんは、タイガ様と仲がいいのかな...。
タメ口だし、ニコニコ笑いあってるし...。
それに対して態度がどうとか言ってリョウヘイさんが怒ってるけど、多分嫉妬だな...。
ノエル様は本当にThe・王子様というか、キラキラしている。
頭良さそう...。
赤「2人とも、来てくれてありがとう。｣
原石桃「ダテくんのお願いだもん。当然だよ！｣
虎白「ダテ様の国には恩がありますので！...そちらがショウタ様でしょうか？｣
「！は、はい！ショウタと申します。よろしくお願いいたします、タイガ様、ノエル様。｣
原石桃「よろしく、ショウタくん！｣
虎白「よろしくお願いします！ショウタ様！｣
...なんだ、やっぱり優しい人達だった。
さすがリョウタの友人様達だ。
この人達なら安心できる。
赤「早速だけど、この貴族を潰したいんだ。｣
虎白「ここは...マンサナ王国の...。｣
赤「あぁ。多くの輸出品を送っている貿易国だ。｣
原石桃「ショウタくんは、この国の貴族の子なんだ。｣
「は、はい。｣
さっきまで明るい雰囲気が出ていたけれど、突然真剣な眼差しになり、俺のいた国のことを話し出した。
そして、俺があいつから受けていた暴力、暴言なども話した。
タイガ様もノエル様も真摯に聞いてくれた。
話すのは緊張したけれど、リョウタが隣で支えてくれたから引っかからずに話すことができた。
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作者名：名のない納棺師 | 作成日時：2021年5月24日 19時
