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リョウタの国に来てから3日。
国民の皆さんに挨拶も済んで、あまり慣れていないけど楽しい日々を過ごしている。
みんな本当に優しくて、接しやすかった。
“まぁ！リョウタ様可愛らしいお嫁さん連れて！”とか、“やっとか色男！あんたには幸せになってほしいんだ！”ってリョウタにたくさんの祝福の言葉が飛び交った。
可愛らしいお嫁さんって、今思い出しても照れる///
赤「ショウタ。今日は友好国の王がここに来るんだ。あのことを話すことになるけど...いい？｣
「そうなの？...大丈夫だよ。そういえばその国の王様ってどんな人なの？｣
赤「2つの国が来るんだけど、1つは宝石が世界一有名な国で、少しわがままというかマイペースな王様だね。もう1つの国の王様は頭が良くて、多くの学者が出身の国なんだ。｣
「へぇ...！｣
宝石が有名な国と頭がいい国と友好関係があるんだ...。
なんか、正反対ではないけれど、意外な国だった。
桃「こっくお〜！もうすぐペドデリーア王国のタイガ国王が到着しま〜す！｣
緑「ダテ様。ヘニオ王国もまもなく到着致します。｣
赤「わかった。ショウタ、こっちだよ。｣
「う、うん！｣
リョウタに手を引かれ、談話室のソファーに座った。
ドキドキする...。
目の前にはリョウタが作ったクッキーとケーキが置かれているけど、今は緊張しすぎて手が出ない。
いつもならつまみ食いしちゃうけど...。
赤「もうすぐだね。大丈夫、タイガもノエルも優しいから。｣
「タイガ様とノエル様...。よし、覚えた。｣
赤「あ、ごめんね？名前言うの忘れてたね。｣
「ううん。リョウタのたまに出るおっちょこちょいは慣れてるもん！｣
赤「え！やめてよ！おっちょこちょいって言うの！｣
「あはは！｣
リョウタのおかげでちょっとリラックスできたかも。
おっちょこちょいなのは間違ってないし、それを言った後後ろでタツヤさんが笑い必死に堪えてるし(笑)
それに気づいたリョウタがタツヤさんに怒ってたけど(笑)
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ペドデリーア→スペイン語で宝石
ヘニオ→スペイン語で天才
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作者名：名のない納棺師 | 作成日時：2021年5月24日 19時
