ナイモノネダリ (ページ18)

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『『『おかえりなさいませ、リョウタ様』』』

「...え？｣

大きな扉を開いたら、たくさんの執事さんやメイドさんが出迎えてくれた。

さっきも言ったけど夜中なのにこんなに大勢の人が出迎えてくれるなんて...。

赤「ただいま。もう、みんな休んでてって言ったでしょ？｣

『国王様と国王様の大切なお方を御出迎えしないわけにはいきません。』

『そちらの方がショウタ様ですね！』

『リョウタ様の仰った通りお美しいお方ですね！』

赤「ありがとう。｣

な、なんか褒められてる...///

さっきの兵士さんもそうだけど、リョウタの国、いい人多くない？

というかいい人しかいない。

多分王宮に働いている人全員ここにいるよね？

本当に夜中なのに...。

赤「御出迎えは嬉しいけど、みんな疲れてるでしょ？そろそろ自室に戻って休んで。｣

『で、ですが。』

赤「いいの。ありがとう、夜遅くまで。おやすみ。｣

『『『リョウタ様も、ごゆっくりおやすみくださいませ。』』』

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執事さん達を見送ってからキッチンに向かった。

そしてリョウタが何か作ってくれてる。

健康を考えてかは知らないけど、肉ではなさそう。

夜中に肉とか太るし胃もたれしちゃうから正直ありがたい。

「何作ってるの？｣

赤「ニホンという国の料理で“焼きおにぎり”だよ。炭水化物だけど、小さいからお腹にはたまると思うよ。｣

「やきおにぎり？｣

お米を握って、醤油(ソイソース)を塗ってる。

そして...フライパンで焼いてる？

...あ、やきおにぎりのやきって部分は“焼き”だからか！

へ〜、ニホンってとこはこんな不思議な食べ物があるんだ。

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作者です！

物語の設定上、日本はニホンと表記します！

そして醤油など、日本で馴染みのある調味料は英語(カタカナ)で書かせていただきます！

読みにくいと思いますが、御理解いただきますようお願いいたします！