夜の王子様 ページ33
hk side
なんとなくベランダに出てみた。
やっぱり都会は明るいから、星が全然見えないや。
慣れた景色のはずなのに、なんか星を求めてしまうんだな〜...
宮城で見た星はとても綺麗だった。
本当に星が落ちてきそうな程近く感じた。
東京に来てもう数十年たつのに、いまだに忘れられない故郷の星。
また長い休みがとれたら帰ろうかな。実家に。
薮「光〜?どこ〜?」
「ここだよ〜。」
薮「光、またベランダにいたの?夏とはいえ、少し寒いんだから。薄いパーカーとか着ないと。」
「大丈夫だよ。寒さには慣れてる!」
薮「え〜?...星、やっぱ見えないな。」
「そうだね〜。宮城だと本当に空いっぱいに星があるのに。」
薮「そうだよな。光、今なんの星座が見えるか、、知ってる?」
「え?え〜っと...。」
急に出してくるな〜。問題。
昔、理科の授業で習ったんだけどなんだっけ...。
「あ!織姫と彦星!」
薮「お!そうだな。ちなみに織姫と彦星にあたる星座の名前は?」
「えぇぇ?!なんだろ〜!」
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莉子(プロフ) - ありがとうございます!めちゃくちゃ最高でした!!!! (2019年8月13日 12時) (レス) id: 2ec080df94 (このIDを非表示/違反報告)
名のない納棺師(プロフ) - 莉子様!リクエストありがとうございます!!ご期待にお答えできるお話になりましたでしょうか...? (2019年8月13日 11時) (レス) id: 16f70b0bc4 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - コメント失礼します!薮くんがいつもみたいにくっついて来なくて(わざと)頑張って自分から甘えに行く光くんがみたいです! (2019年8月12日 21時) (レス) id: 2ec080df94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名のない納棺師 | 作成日時:2019年8月5日 15時