えぇ、私こそがロレンスです

ロレンス2 ページ3

貴女side

はい、どうも〜
読者のみんなはもう知ってると思うけど、
私、桜木A！
そして…ロレンスだ。

それでね、早速依頼が来たんだけどさ…


チラッ


貴女「あーあー、クレシダと依頼被ってんじゃねぇか…まじかよ…」


私はクレシダという私と同じような事をしているアカウントがあると聞いたあの日、すぐにクレシダについて調べた。
調べると以外と簡単に見つかった
そして、クレシダが誰なのかも…


1人目は池永一十三
優しそうな見た目の好青年。

2人目は原田優作
俳優をやってて、こっちも中々の好青年…みたいだけど、なんか裏がありそうなんだよね〜…コイツ

3人目は鯨岡友木
見た目は文系クールな人だけど、なんか…こう、武道とかやってそうだよね！

そして最後…4人目城江公人
この人に関しては情報が全然ない。
見た目も性格も…その全てに関する的確な情報が1つも無い。

なのに何故かクレシダは城江公人が関わっているという情報がある。


けど私はこの人を…
いや、この人達を知ってる。
何でって？


だって私鯨岡さんが司書やってる図書館の常連だから！！
いやね、まさかね、自分がよく行く図書館にクレシダ大集合してる何て思わないよね、普通！

だからこそ、この見た目も性格もなんの情報も無い
城江公人という人物は誰の事を指しているのかが私には分かる。


何時もクレシダのメンバー…
特に、池永一十三の近くに居るあの、半透明なイケメンの事だ。
何であんなにも金のメッシュが似合うのか…

しっかし…

半透明で何かしらの情報を与えたり指示を出す…
その上アカウント名が『クレシダ』ときた。



貴女「…まるでエアリアルだな」


まぁそんな事どうでもいっか。
今は依頼依頼


ﾋﾟｺﾝ


ロレンス
『あなたに救いを』




ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ


モブ1「え、待って！ロレンスじゃん！」

モブ2「でも見てよ、このアカウント…
クレシダが今回助けようとしてるアカウントと同じ名前だよ！？」

モブ3「まさかこれ、クレシダが助けようとしてる人と同じ人を助けようとしてるんじゃ…」

モブ4「もしそうだったら、対決って事に何のかな？」

モブ5「え、まじで？クレシダとロレンスのガチ対決かぁ〜…ちょっと楽しみ〜」



貴女「この人は私の依頼者だ。
クレシダ…悪いけど、手柄はこのロレンスが貰うね」

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