【名探偵コナン】恋人が何の仕事か教えてくれないので家出してます【降谷零】

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「一人暮らしに戻った気分だ…」


そう呟いてはすることもなく、勝手に部屋のあちこちを探したり見たりして居る。

家主は警察学校へおさらば。


うーん。
辛辣。


朝はひとまず置いておくとして、昼と夜はどっかで買うか。


零が探してくれるか否かだしなぁ…。


猶予一週間！
……とか？


でも一週間経ったとして私どこに帰れば良いんだ？


零が私の家に住んでるんだし…
アレ？詰んだ？


私の方が詰んでる!?


何の為の家出だと思ってるんだ！


ちょ、探してよ、零!?!



「…あ」


ふと、本棚を見て居て１つのものが目に入る。


渉とは全然連絡を取ってなかったものの、ちゃんと勉強してたのか。



「刑事になる！」なんて話された時は飲んでた水、思いっきり吹いたのを覚えてるなぁ…。


警察官は、なんで警察官になるんだろう…？


警察になるための本、その前提なのかどうかは分からないが、公務員試験の本を捲ってはそう考える。



──── うーん。
やっぱし、こういうのは苦手だ。



わからない。




「……まともな仕事、かぁ…」



バイトだけじゃなくて、就職、考えようかなぁ…。

一応、資格はこれでも持ってるしね…。

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