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「お前と一緒に仕事できて幸せだ。Aは異性との友情はありだと言った。俺も他の女性声優は仕事仲間、そして奈々や植田や井口とか真綾ちゃんとかには友達として接してる。だけど…だけど俺は、お前だけは友達として見ることはできない…」
「………」
「Aと仲いい奴らを見ると…お前を独り占めしたくなる」
Aは黙って聞いていた。
「この意味…分かる？」
「……わ、かんないよ…私、はっきり言われなきゃ…わからない…」
「Aとの距離が近すぎて、ずっと怖くて云えなかった…あいつの、鈴村の結婚式を見て決心した」
「………」
「好きだ、Aのことが」
「…っ！」
「俺の…彼女になって欲しい」
「………」
「ずっと傍にいて欲しい」
「櫻井さん…」
櫻井さんは心臓バクバクだった。これからAの放つ言葉がどう返ってくるのかと。
「私…奈々から櫻井さんのこと好きだって聞いて、応援してたんだ…でも奈々よりあなたと一緒にいる時間の方が私は多かった…」
「そう…だな」
「櫻井さんと過ごした時間は本当に楽しくて…いつもドキドキしてた。ときには相談に乗ってくれたり、厳しくしてくれたり。でも奈々への罪悪感もあって……苦しかったんだ。どうして罪悪感があるのか、苦しいのか分からなかった」
「………」
「でも真綾に言われて気づいた。奈々にも気持ちを伝えたよ」
「A…」
「私も…櫻井さんのこと、すごく好き…/」
「…本当？本当に？」
「うん/」
「…嵐の櫻井くんが好き？それとも俺の声が好き？」
「は？ち、ちがう！嵐の櫻井くんでもなくて、声でもなくて…私は櫻井孝宏そのものが好きなの！！」
「Like？」
「……ラブ」
「じゃあもう1回言って…」
「櫻井さんが好き…」
「もう1回」
「好き…」
「もう1回……」
「大好き…っ」
「…っ、A…俺も大好き……」
櫻井さんがAを自分の方に向かせる。Aは恥ずかしいのか顔を隠していた。
「顔あげて」
「……/」
「……俺と付き合ってくれる…？」
「うん…/ よろしくお願いします」
「A…」
そして、
ピュゥゥ〜
ドーン！！！
二人の交際を祝うかのようなタイミングで花火が始まった。
「わぁ〜ほんとだ！よく見えるよっ。素敵♡」
「そうだろ〜、大きいなぁ〜」
「綺麗…」
「A」
「なに？」
「………」
chu…
「んっ…」
櫻井さんからのキスに驚いたが、すぐに目を閉じた。
角度を変えて何度もキスをしてきた。
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touko..(プロフ) - momoiroさん» コメント嬉しいです(*^^)文才に関してはかなり未熟だと思いますがそう言って頂きとても励みになります！momoiroさんの櫻井さんの小説読みました！とても面白いです。私も結婚まで書けるよう頑張りたいと思います(≧∇≦)ありがとうございます！ (2020年11月6日 20時) (
レス) id: 0746682550 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - お疲れ様でした！同じく占ツク作者として文才に憧れますしこっそり応援してました笑続編も楽しみにしてます^ ^ (2020年11月6日 19時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2020年10月21日 22時
