104. I からKへ贈り物 ページ27
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8月…
櫻井さんはオトメイトパーティー2011も終わり、あとは9月25日にあの花イベントに出演する。その前に伸びた髪を短く切り、髪も金髪から茶髪に変えた。
「あの花はもう最終回ね。早いなぁ」
「そうだな、お前とも終わりかぁ…」
「いやいやもう会えないみたいな言い方はやめてw」
「だって会えないだろ」
「いやいやトリコ!!」
「…あ、忘れてたお前出てたのw」
「ひどい、酷いよサクちゃん!!まだあたしの出番がないからってさ(泣」
「アハハハ〜ww」
「いいよっ!私、置鮎さんと結婚するから!!」
そういうと櫻井さん以外のあの花共演者が、
「「「ええぇーー!?!?」」」
「ん?」
かなり驚いてる。
入「え?え?Aさん置鮎さんと結婚するんですか!?!?」
戸「びっくり〜!付き合ってたんですか!?」
近「知らなかった〜」
茅「私もびっくりです〜!!」
入「ショックだよぉ〜!!」
櫻「おいおいなに勘違いしてるんだお前ら。ちげえよ」
みんなが、え?って顔をした。
「あのね『トリコ』で私はリンて子を演じてるわけで…リンは将来トリコと結婚するからそれでね(笑」
入「あぁ、そういう意味ですかww」
戸「完全勘違いですねw すいませんAさん」
「いや、いいけどもねw」
誤解は解けた。
***
あの花最終回のアフレコは終了した。最後はみんなで台本を持ち写真を撮る。メインキャストは前に座り、準レギュラーは後ろに立つ。
「さて、次の現場は…はがないか。そのあとはうたプリで終わりね」
写真を撮り終えたあと、スケジュールを確認していた。
「Aさん」
「自由くん」
「このあとのスケジュールですか?」
「うん、そうよ。自由くんは?」
「俺はこれから(劇団)ひまわりに帰って、舞台の練習するんです」
「そっか、大変ね。頑張ってね!」
「はい。ん?はがない…?」
スケジュールを見た入野は、はがないと書かれてるのを見た。
「あ、これは『僕は友達が少ない』ってアニメの略よ。ひらがなだけ取って『はがない』って呼んでて」
「あー、良平さんが主役の?」
「そうよ」
「良平さんに会うなら頼みがあるのですが…」
「いいわよ、なに?」
入野は一通の長方形の封筒をAに渡す。
「この手紙を良平さんに渡してもらえませんか?俺から例のブツですって言ってくださいね」
「例のブツ?」
「はい、秘密のブツですよw」
「わ、わかったけどヤバイ物じゃないだろうね?」
「全然やばくないですよ!じゃあよろしくお願いしまーす♡」
入野はそう言うとひまわりへ戻った。
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touko..(プロフ) - momoiroさん» コメント嬉しいです(*^^)文才に関してはかなり未熟だと思いますがそう言って頂きとても励みになります!momoiroさんの櫻井さんの小説読みました!とても面白いです。私も結婚まで書けるよう頑張りたいと思います(≧∇≦)ありがとうございます! (2020年11月6日 20時) (レス) id: 0746682550 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - お疲れ様でした!同じく占ツク作者として文才に憧れますしこっそり応援してました笑続編も楽しみにしてます^ ^ (2020年11月6日 19時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:touko. | 作成日時:2020年10月21日 22時