口喧嘩 ページ37
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南「せやけど今年は翔陽負けたんか。ほんまは直接謝りたかったんやけどな」
岸本「なあ、あんたどこの高校や？」
南「陵南やて」
岸本「りょうなん？聞いたことあらへんなぁ。そんな無名の高校に負けるやなんて翔陽も落ちたで」
イラッとしたA。
南「資料によれば、仙道ってのがエースなんやて。1年でスーパールーキーなんやと」
岸本「ほう…こら是非とも対戦して、俺が恥かかしたろうやないの」
ﾌﾞﾁｯ)
「あんた、よく私の前でそんなこと言えるわねこのチョンマゲ！」
岸本「あ？なんやと？」
「あんたが恥かかされるのがオチなんちゃうん？仙道くんのこと舐めたら痛い目見るで！あとね、翔陽は弱くないわ！」
岸本「な、なんやお前…関西出身か！」
Aは対抗して関西弁を使った。Aは神奈川出身である。
「そんなことどうでもええやろ！ばーか！アーホっ。あっかんべーだっ」
岸本「こ、このアマっ(可愛ええやんけ！/)」
暴言吐かれたにも関わらず、あっかんべーに対して可愛いと思う岸本。
南「岸本に歯向かうとはな。なかなか根性あるやん」
岸本「1年でエースやなんて生意気や。ぶっ潰したるわ」
「あんたもエースキラー？質悪い！」
岸本「うっさいわブス！そのあだ名は俺やないわ」
南「お前…ブスなんて思ってないやろ。月島さんタイプやんか」
「え…！」
岸本「なっ…ち、ちゃうわ！//こんな女…」
南「可愛くて、気の強い子がタイプや言うてたやんか。まさに月島さんやろ」
岸本「南！余計な事いうなや！」
(ていうかこのチョンマゲ邪魔！トイレに行かせてよもう…；)
ど真ん中に居て通れず、なかなかトイレに行けなかった。
「トイレに行かせてよ邪魔！」
岸本「トイレなら俺が連れてったるわ」
「ちょっと…離してよ！バカっ」
岸本に腕を掴まれた。
仙道「Aさん、トイレは？」
そのとき、ちょうど仙道が現れた。Aが遅いので心配して来たようだ。
「せ、仙道くん！まだ行ってないよ；この男が邪魔なの！」
岸本「こいつが仙道か。女にモテそうな顔しとるな…ムカつくわ」
「あんたの性格じゃモテないでしょうよ！」
岸本「口が減らん女や！(益々かわええけど)」
岸本は南のいうとおり、Aがタイプのようだ。
仙道「離してもらえません？その人俺のなんで」
岸本「はあ？お前のやて？」
仙道「ええ。イイとこまでいってる仲なんでね」ﾆｺｯ
岸本「な、なんやと!?」
「ちょっと！私は仙道くんのじゃないわよ！/」
岸本「ちゃうんか。ホラ吹くなや」
仙道「はは(笑。今は彼女じゃないですけどいずれはね」
と、笑いながらAを引き寄せた。
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作者名：touko. | 作成日時：2022年10月19日 23時
