04.陵南高校での生活《仙道彰》 (ページ27)

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嫉妬？ページ27

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仙道「Aさん、そのワンピース似合いますね。とてもかわいい」

「あ、ありがとう…/」

仙道「照れてます？さらにかわいいなぁ」

「もう…っ/」

仙道「まさか会えるとは思いませんでした。今日は運が悪いと思ってたんですけど、とても良い日に変わりましたね」ﾆｺｯ

「なんで運が悪いと思ったの？」

仙道「魚まったく釣れなかったんですよ；おまけに大河内に会ったから」

「仙道くん、そんなに大河内さんが嫌なの？」

仙道「中学の時はそうでもなかったんですけど、今はかなり俺に積極的なもんで…苦手になりつつあるというか」

「仙道くんラブ！だもんね(笑」

仙道「俺は…あなたが……/」

「え…？/」

仙道「なんでもありません/」

「そ、そう？/」

お互いちょっと照れてしまっている。仙道はAのことが好きでたまらないが、肝心な"好き"という言葉を言えないでいる。Aは仙道を好きだと確信したので、余計意識してしまっていた。

片山「全く…入る隙がない；」

そんな2人を見て片山はそう呟いた。

A『ねえねえお兄さんたち！』

片山「ん？なんだ？」

B『かっこいい〜♡もう一人の人は背がかなり高いね！』

ビキニのお姉さんたち二人組が話しかけて来た。もう一人の人とは仙道のことである。

仙道「ども(笑」

(もしかして…逆ナンてやつ？可愛い人たち…もし仙道くんがついて行ったら…嫌だな)

Aは少しジェラシーを感じていた。微笑みながらどもと言ったからだ。

B『超かっこいい♡私タイプかも〜♡』

A『あたしはこっち♡』

仙道「はは、まいったな…」

片山「うわー可愛い！」

A『ウフフフッ』

Bさんは仙道の側に来て、腕を絡めた。水着なので際どい。

Aさんは片山がいいようだ。

「………(胸当ててない!? 軽い女だ！)」

ムーッとAは頬を膨らませて見ていた(無意識)。

仙道「…(笑」

それを見て仙道は嬉しく、愛しく思う。

B『ねえお兄さん！あたしと遊ばない？』

(やだ、離れてよ…)

仙道「………」

仙道はお姉さんの腕を離した。

仙道「すみません、大切な人がいるから」

B『えー残念〜…』

(よかった…けど、大切な人…？)

A『ねえキミは〜？』

片山に振るAさん。

片山「俺は〜」

仙道「片山、遊んでくれば？俺のことは気にすんな」

片山「いいのか？」

仙道「おう。けど羽目外すなよ？」

片山「わかった！お姉さんたち、俺が相手するから行こうよ！」

A、B『『おっけ〜っ』』

片山は両手に花状態で、海の家に行った。