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牧「それならいいが」
紗月「まあ、紳の家でお世話になってもよかったんだけどねー」
牧「陵南まで通うのは遠いぞ。お前早起き苦手だろ」
紗月「それを言うなぁ〜！」
「なんか驚くことばかりだった；」
牧「そうか(笑。俺はそろそろサーフィンしてくる。まだいるか？」
「ええ、いるわよ」
牧「ならまた後で話そう」
「OK」
紗月「あーあー仙道に会いたいなぁ〜」
牧「あいつはたまに波止場釣りをしてるぞ」
そう言い、牧は波止場の方を見た。
牧「居た」
紗月「えっ、どこどこ？？」
牧「あそこの波止場だ。黒のシャツを着てる」
(仙道くん来てたのか…となりに誰かいるな……)
紗月「ほんとだ〜♡行ってくる！あんたは来ないでね」
「行かないわよ」
ちらっと見ると、仙道はくあっと欠伸をしていた。どうやら釣れてない様子。隣にもう一人男子がいるようだが、誰かは分からなかった。因みにその男子はAに告白した片山だった。
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仙道「くぁ…」
片山「仙道ぉ…退屈だぞ；」
仙道「今日は釣れないなぁ…」
片山「なあ、海で遊ぼうぜ？」
仙道「水着持ってきてないぞ」
片山「ナンパしねえ？俺達2人なら寄ってくるよ！」
仙道「いや、遠慮しとく」
片山「ちぇ、つまんねーの。……ん？」
紗月「仙道〜〜♡♡♡」
片山「あれ、大河内だ」
仙道「うわ、なんであいつが…；」
仙道は大河内が現れた途端、嫌な顔をした。
紗月「偶然っ！会いたいって思ってたの♡運命だわ♡」
仙道「俺は今日運が悪い。魚は釣れねえし、お前に会った；」
片山「大河内、またやらしい服着てんね」
紗月「今日は暑いじゃん！薄い服なだけよ」
胸元かなりオープンな服を着ていた。谷間が見えるので片山はそこばかりを見ていた。そしてショートパンツを履いている。
紗月「ちょっと見ないでよ！仙道ならいいけど〜」
仙道「そんな服着てるから狙われるんだろ。……あれは」
ふと海の家の方を見ると…Aと牧がいるのが見えた。
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作者名：touko. | 作成日時：2022年10月19日 23時
