Holiday･02 ページ45
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その頃Aは…
桃「A先輩〜！こっちっすよぉ〜！」
「桃城くん、越前くん、杏ちゃん！お待たせっ」
越「ども、A先輩」
杏「Aさん、おはようございますっ」
「おはよう！じゃあ行こっか」
みんなで行くのは映画であった。観る映画は『ペット』であった。4人はバスに乗った。
「越前くんて、猫飼ってるんだってね！」
越「そう、カルピンて名前。かなり可愛いよ」
杏「へえ、見てみたい〜」
越「………」
越前は携帯を取り出し、待ち受け画面を見せてきた。
越「はい、これがカルピン」
杏「わぁ〜」
「ヒマラヤンね、可愛い〜♡何歳なの？」
越「2歳。結構人懐っこい」
桃「海堂がこのカルピンに猫じゃらし使って遊んでやったらすっかり懐いちまったんすよ！」
「海堂くんてかなり猫好きなのよねww」
杏「桃城くんも猫好き？」
桃「ああ、可愛いよな〜！」
杏「そ、そうだね/」
ニカッと笑う桃城。杏は少し顔を赤くしていた。
(杏ちゃんてもしかして…)
Aは杏が桃城に気があるのではないかと思った。
桃「A先輩、どうすか氷帝は？」
「うん、楽しいわよ」
越「あの猿山の大将さん、A先輩にちょっかい出してそうだよね」
杏「猿山の大将さん？」
桃「跡部さんのことだぜ。お前がナンパされた！w」
杏「う、うるさいわね〜」
桃「偉そうで傲慢な人だったな〜」
「でもあの跡部がナンパするなんて珍しいわね。杏ちゃんがタイプだったんじゃない？」
杏「えーやめて下さいよ〜」
杏は嫌そうだった。彼女からしたらいい思い出ではない。しかし、桃城が助けてくれたことで彼が気になっている
越「で、どうなの？ちょっかい出してくんの？」
「ちょっかいというか…ずっと傍にいるわね。かなり話しかけてくるし」
越「ふーん。橘さんが相手してくんないから、A先輩に行ったんじゃない？」
杏「あ、あたし？；」
桃「A先輩だって最初は相手にしなかったらしいぞ？忍足さんが言ってた。跡部さん、A先輩には特別な感情があるみたいだってよ」
「それいつ話したのよ？」
桃「ケーキ食いに行ったでしょ？その時っすよ！」
(特別な感情って…まさかね)
そのまさかである。
杏「跡部って人、気になる奴がいるからもう私にナンパしないって言ってきたんです。それってAさんの事だと思います」
「まさかぁ〜；」
越「へえ、やるじゃん。A先輩」
「なにが？」
桃「おい越前、A先輩に敬語使えっての！」
桃城に敬語を使えと怒られた越前。
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touko..(プロフ) - ハルさん» ハルさまありがとうございます✨頑張ります☺ (2022年6月6日 7時) (
レス) id: b891fcb60e (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - touko..様いつも素敵なお話をありがとうございます...！！とてもキュンキュンする最高のお話です🥰更新応援してます！ (2022年6月5日 23時) (レス) @page8 id: 35ad712c33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.. | 作成日時：2022年6月1日 18時
