エピソード51 ページ3
Aside
A「......颯、だよね？」
そう呼ぶとニコリと微笑んで
手を広げている。
颯「おかえり、A。」
A「.........っ」
私は声が出なくて、
そのまま思いっきり抱きついてやった。
颯「回り道したみたいだね。」
A「ほんとだよ。待たせちゃったね。」
颯「全然待ってないよ。」
A「ずっと待っていたの私知ってる。」
颯「あーー、バレたか。笑」
A「...素直じゃないんだから。」
颯「お互い様でしょ。」
たわいもない話が出来る嬉しさ。
誰よりも温かくて、抱きしめる強さが痛いほど。
A「ねえ、これからどうする？」
颯「ん？これから？」
A「結婚でもする？」
颯「んーーAはどうしたい？」
A「私？私は......
颯とずっと一緒にいたい。」
少し小声で言うと
クスクスと颯は笑った。
A「な、なんで笑うの！！」
颯「ふふふ、いや〜可愛いなと思ってさ。」
A「何よそれ...。」
颯「俺も一緒だよ。
ずっとそばにいたい。Aのそばに。」
私の顔はきっとゆでダコのように
赤くなってるんだろうな。
恥ずかしくて颯の顔を見れない。
颯「ほーら。ちゃんとこっちむいて。」
A「う、うん。」
颯「結婚なんて、そんな急がなくていいよ？
一緒にいるのは変わりないし。
俺らのペースで決めていこうよ。」
ね？っと首をかしげながら言う。
それにと続けて颯が言う。
颯「俺がプロポーズしたいし？」
あ、さっき私が「結婚でもする？」とか
言っちゃったからかな。
まあでも颯も可愛いところあるじゃん。
A「しょうがないなー。
いつまでも一緒にいてやるーーー！」
私にとって颯の存在は何なのかと
考えたことがある。
いつまでもずっと一緒に居たいと思える人。
そんな存在だ。
絶対に颯には言わないけどね？
まあいつか話してやってもいいかな？
〜end〜
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ぶるーむーん(プロフ) - スズ・ウィスタリアさん» ご指摘ありがとうございます。外させていただきました。 (2017年3月22日 0時) (
レス) id: 4a2aaf85f6 (このIDを非表示/違反報告)
スズ・ウィスタリア(プロフ) - オリフラ外してください。 (2017年3月21日 13時) (レス) id: fa17632917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるーむーん | 作成日時：2017年3月19日 0時
