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二十四人目 ページ25

敦side


敦「…………え???」


谷「………………………佳奈、さん?」



佳奈さんは僕達のそんな反応を全く気にもせず、電話をとった。


佳「分かりました。」



直ぐに切り、目の前の僕達を真っ直ぐ見た。

何故だか、敵意は感じられなかった。


そのまま、動こうともしない。



何も、言えなかった。



その先の聞く答えが怖かった。



やっと、佳奈さんは動き、後ろを見ると、
鉄砲を取り出し構えた。


佳奈さんが、一斉に囲まれた。


落ち着き払っていた。


佳「まさか、相手から来てくれるとは。

最近、密輸している組織だね。

あんたら、全員に、細かく言えばあんたらの組織、100人に殺しの依頼が来ている。

残念ながら、今日があんたらの命日だよ。」



そう言った途端、辺りは血に染まった。

佳奈さんは1人を壁に押し付け、短刀を突きつけた。

佳「今すぐ、他の75人を呼び出せ。」


「は、はい。」


そう言って呼び出させた後は迷うことなく喉を掻ききった。

残虐無道だ。


鏡「何で、平気な顔でそんなこと出来るの?

貴方は、そういう人には見えなかった。」


佳「まさか。

私は完璧に演技をしたの。
演技は私の十八番だからね。

十年間、ずっとね。

後ね、鏡花ちゃん。

君は35人殺した。


私にとってはそんなの履歴書にすら書く価値はない。


たかが35人。


私はね、61859人殺した。十年間で。

一月に、約500人程のペースで殺した計算かなぁ。」



61859人?


想像もつかない人数だ。


桁が違う。



?「あんた、まさかキラ狐か。」



佳「まぁ、そうですね。」



?「この手口、そうだと思った。


おい!!!今すぐに引け!


キラ狐に勝てる奴はこの世に存在しない!!」



佳「あんたの判断は懸命だよ。

でもね_________


うちの組織に目をつけられることをするべきじゃなかったよ。


残りの75人。


私にとっては、たかが、だ。



私とあの組織には、慈悲等は存在しない。



異能力_______



《天地創造》風創造。


指示は____


首を切れ。」


彼女の回りに青い字が浮かび上がった。


そして、強い風が巻き起こり、あっという間に首を切っていった。


国「自分のしていることが分かっているのか!?」


佳「重々、承知しているつもりですがね。」


そう、冷たく国木田さんに返すと、再び携帯を取り出し、電話をかけた。

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作者名:ゆい | 作成日時:2018年12月15日 22時

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