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十九人目 ページ20

佳奈sids



佳「確かに、そうですね。

しかし、残念ながら証拠は全て揃ってしまったんですよ。



従って、探偵社員及び社長等は、



無実です。


私は、探偵社員、社長の釈放、及び探偵社と社長の名誉回復を求めます。」



政「政府は其を認めません。

探偵社が事件を起こした。其が真実です。」


役人は、意地らしく笑った。



えっと、かなりキモイ。いや、物凄く気持ち悪い。


佳「真実を握り潰すんですか!?
政府が!?

何のための政府なんです。

彼等はずっと、事件解決等、政府に貢献してきた筈です。

釈放と名誉回復をして下さい。」



政「なんとでもどうぞ。

そうでもしなければ政府等、成り立ちません。
どんな手を貴方が使っても、政府は消します。


貴方が誰を味方にしようとね。」




許せない。
政府がそうであって言い訳が無いのに。

何で、私よりもずっといい人たちなのに。


手が汚れていない人達。


そりゃ、災害指定猛獣やら35人殺しやらポートマフィアの最年少幹部やら色んな人がいるけれど。

其でも、沢山の人達が彼等に救われて来た。



探偵社はあるべきなんだ。



佳「そりゃ、探偵社は色んな人がいます。


災害指定猛獣やら沢山の人がね。其でも、沢山の人が探偵社に感謝している筈です。



あるべき存在です。其は政府も分かっているでしょう?!

なのに、名誉やら金やらで彼等が処刑されるだなんて、あんまりだ!!!


何人もの人達が、命を救われて来た、探偵社が無くなるだなんて私は嫌です。


だから、まぁ、友好的にとは無理と言うことが分かったので、此はやりたくは無かったんですが、最終手段を使わせて頂きます。」

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作者名:ゆい | 作成日時:2018年12月15日 22時

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