十二人目 ページ13
安吾sids
路地裏に先程呼び出した、宮部さんが来た。
宮「ハロー安吾くん。徹夜で死んでない?」
安「生きていなければここにいませんよ。
織田作さんのことを私は何れだけ喋ったんですか?」
宮「ほとんど全部。友達になった経緯とか、どんな人だとか。
後、君が何れだけ後悔してるとか。」
安「後悔、したってしきれませんよ。私のせいで、織田作さんは死んだんです。
太宰くんが怒って当然です。」
宮「僕から見て、君たちは元の関係にお互い戻りたがっているようにしか見えないけどねぇ。
こんなところに、此仕込む位だし。」
そう言って、彼は盗聴機を取り出した。
そして、其を、川に投げ捨てた。
安「其でいいんですか?」
宮「大丈夫だよ。何も無い。
この会話は、聞かれても大丈夫出しね。潜入の方は安定だよ。
順調順調。この調子で頑張る。」
安「頑張って下さい。呉々も気を付けて捜査してくださいよ。貴方の潜入捜査は私の何倍も危険です。
レベルが違う。」
宮「わかっているよ?」
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宮部陽明 グウベ ヨウメイ
佳奈に生の依頼により助けられた。
其以来、恩を感じており、特務課に入った後にユートピアの情報を取得するための潜入捜査に自分から志望した。
体術、異能共に優れている。
異能
《ツナグ》
他人と自分を見えない糸で繋ぐことが出来る。
繋がれた人間は陽明が解かない限り陽明が死ぬまで死なない。
例え即死の怪我を負っても、ラッキーが起こり重傷となり、其からも重なるラッキーで最終的には助かる。
逆に、陽明が願えば繋がれた人間は簡単に殺すことが出来る。
普通に糸で縛り上げたり、勢いをつけて切ったり出来る。
また、陽明自身は未来に繋ぐことによってその未来が来るまでは死なない。
只し、三時間後とか短時間のみ繋げられる。
だが、その時間が来るとその分のダメージを一気に来るためにあまり使用しない。
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作者名:ゆい | 作成日時:2018年12月15日 22時