五話 ページ7
雨宮side
織「学生か？」
雨「いえ、或処で事務業をやらせて戴いています。
学校と言うものには、一度も通ったことはありません。」
そう言うと、少しばかり驚かれた。
と言っても、表情の変化は塵ほども感じ取れやしなかったが。
織「……其の、事務職は何処でやっている？
此のヨコハマに住んでいるのだから、マフィアの存在を知らないわけでは無いだろう。
まさか、異能力者か？
其で何かしらの組織に属して、此の近辺に来たのであれば、幾分か理解出来る。
此処はマフィアの縄張りだ。
どんなにちいさい子供でも、此の近辺は危険だと知っている。
悪魔で、憶測だが。」
驚いた。
まぁ、此の容姿で学校に行っていないと言えば疑われるだろうし、其に、この人は私の推測ではマフィアの人間。
マフィアの人間なれば、多少の情報でも判るだろう。
雨「疑い深いですね。
まぁ、そうです。
私は、幼い頃から或組織にて異能制御のために育てられました。
私、父と母を四つの時に殺したんです。
特務課では特一級異能力者って言う扱いでした。
まぁ、此だけ色々言うのは貴方がマフィアに言っても意味が無いからですよ。
私はマフィアの首領さんと知り合いなので。」
織「そうか。
だから学校に行っていないと言ったのか。
そう言えば聞いたことがある。
外部の人間なのに、顔パスでマフィアに入ることのできる奴がいると。
其が、雨宮か。」
雨「えぇ。
しかし、驚かれないんですね。」
織「何にだ？」
雨「貴方は、感情を出すような人間ではないと判りますが、其でも多少は驚くものです。
其も、四つの時から人殺しなんて聞けば。
マフィアでも、ざらにいると言うわけではないでしょう、流石に。
殺されるとか、そんなことも思わないんですか？
そりゃ、貴方の異能はそうですが。」
織「…俺の事を元から知っているのか？
俺は異能持ちとは行っていないはずだが。
其とも、そう言う異能なのか？」
◇◇
どうも、駄作者です。
大変申し訳無いのですが、地獄が来ました。
ざっくり言うと期末テストですね、はい。
なので常日頃から亀更新なのが更に遅くなります。
そして、前回同様、テスト明けに復帰します。
申し訳ありません。
此からも此の作品を宜しくお願いいたします。
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哀裏守 - 書き忘れました。飽く迄の場所は5話ですよ。 (2019年8月28日 10時) (
レス) id: 2605d8b47c (このIDを非表示/違反報告)
哀裏守 - こんにちは。いつも楽しく読ませてもらっています（僕的に、夢主ちゃんのキャラ大好きです。）これからも頑張ってってください。後、勘違いかもしれませんが織田作が『悪魔で』といっていますが正しくは『飽く迄』だと思います。 (2019年8月28日 10時) (レス) id: 2605d8b47c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 猫神さん» ありがとうございます！此からも宜しくお願い致します！ (2019年8月6日 23時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
猫神(プロフ) - 7話ぐらいから (2019年7月9日 19時) (レス) id: 8533a64ed1 (このIDを非表示/違反報告)
猫神(プロフ) - 織田作の表示が"織"じゃなくて"識"になってます！ (2019年7月9日 19時) (レス) id: 8533a64ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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