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その言葉を聞いた瞬間、喉がヒュッと音を立てた気がした。
僕の仕事は鬼を斬ること
鬼の頚を斬ること
つまりは殺さなければいけないということ。
僕は今まで沢山の鬼を斬ってきた。
何も思わず
何も感じず
ただ死にゆく鬼たちの断末魔を聞きながら任務を終えていた。
僕は
斬れるのだろうか
以前の様な態度で
師範の頚を斬れるのだろうか。
僕なんかが柱になっていいのだろうか。
僕がもし柱になったなら
嫌でも師範が鬼になってしまった、と認めたということになってしまうから
ただ下を見つめ、黙ることしか出来なかった。
産「........返事は今直ぐにとは言わないし無理に柱になることは無い。無一郎も色々思うところがあるだろうしね。......今日はもう帰ろうか」
時「................はい」
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漆黒の翼 - う、運命?き、奇跡? (2020年5月12日 11時) (レス) id: 38f2368299 (このIDを非表示/違反報告)
さーぇーちゃーん(プロフ) - 苺ふるーちぇさん» 運命だよォォォォォ! (2020年5月11日 20時) (レス) id: 01514d0bec (このIDを非表示/違反報告)
るーぴ - この作品まじで神^^うんめえええいっ!(?) (2020年5月11日 13時) (レス) id: e5f4aa6d99 (このIDを非表示/違反報告)
苺ふるーちぇ - さーぇーちゃーんさん» 運命ぃぃぃぃぃぃ!←うるさい いええええええええいっさあああ(?)うれちい← (2020年5月5日 15時) (レス) id: 5678088658 (このIDを非表示/違反報告)
とめいとぅ(プロフ) - さーぇーちゃーんさん» いやいやいやいや.....神作品だなんて恐れ多いですよ!!笑 (2020年5月5日 13時) (レス) id: 69d0f53010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とめいとぅ | 作成日時:2020年5月4日 19時