同居 20day ページ24
視点.貴方
sha「ここやんな?」
『うん』
sha「っし。車庫…あれ、なんで車あらへんの?」
『あぁ…えっと、両親事故死したやろ?』
sha「おん、言っとったな」
『そん時車で出かけててん。それでコンビニに車止めて色々なとこ行ってたから横断歩道でトラックに跳ねられてん。車置いてきぼり』
sha「あー…ね。分かったわ。じゃあ止めてええな?」
『うん』
そう言って私の家の車庫へと車を入れた龍さん
何故こんなことになったかと言えば遡り30分前の事
sha「俺がAん家行こか」
『へ?え?』
sha「混乱しすぎwほら、どうせ家帰っても1人やろ?寂しない?」
まぁ、そりゃあ…
『寂しい、けど…』
sha「じゃあ、行こか!」
え、えぇ…そんなテンションで良いんですか龍さん
sha「ほら、明日色々とやる事あるやろ?戸籍変えたりとか、遺産相続の手続きせなあかんし?それと色々と家具買ったりとか、Aの荷物俺ん家に移動させな。ほら、やる事いっぱい」
た、確かに…まぁ、私の家に行って明日やるべき事済まさなきゃいけないしね
『分かった。じゃあ、龍さん服とか、用意せな。泊まるんやろ?』
sha「ん、ちょっと待っとってな。すぐ用意してくるからソファーで座っとって」
そう言って颯爽と2階へと消えていった
言われた通り、ソファーに座って待っていれば携帯が震えていて、取り出せばらだおくんからのLINEだった
おい、まだ起きとんのからだおくん
もう12時回っとるんやぞ←
通知をoffにすればすっ、とポケットに仕舞う
それと同じタイミングで龍さんが来て
sha「さ、行こか!」
お早い支度ですね龍さん!←
私は龍さんの後を追う為に小走りで玄関に向かった
玄関に向かえばもう既に龍さんが扉を開けて待っていて
sha「忘れもん無い?」
と聞いてきたので
『無いで』
そう言った
それから車に乗り、先程の所へと戻る
『えーっと、鍵…あった。…ただいまー…』
sha「お邪魔しまーす」
『邪魔するなら帰ってー』
sha「はいよー…おいw」
『ごめんねw入ってええよw』
そんな事を深夜12時過ぎの玄関前でやっていれば部屋の電気をつける
脱いだブレザーをソファーに畳んで置けば、お風呂を沸かす為においだきを押す
『あ、龍さん、暫く寛いでて。両親の部屋片付けてくるから』
そう言って返事を待たず2階へと駆け上がる
両親が死.んだあの日から、1度も踏み入れなかった部屋へと向かう
751人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫大好き - 白狐さん!ちょー気に入りました!好き好き(私、ヤバ)更新頑張ってください! (2020年9月13日 17時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 起こし方笑笑。笑ったこれからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年7月12日 3時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
114514 - はわわわ 私も主人公のようにされたい (2020年7月3日 21時) (レス) id: 3a17ec7a5b (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます!!気長にお待ちください…() (2020年4月4日 20時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - これからも新更頑張ってくださいずっと待っとりますわ (2020年4月4日 8時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白狐 | 作成日時:2019年11月9日 14時