見捨てられて 20日目 ページ24
少女 side
「ん……あれ…ここどこ………」
ふわふわした気持ちのまま覚醒した少女
起き上がれば見覚えの無い部屋にいて
ふかふかのベッドの上にいた
そして冒頭に戻る
それにしても……しろい、……
そんなことを頭の中で思っていれば ガチャッ と音を立てて開く扉
その音に吃驚してそちらの方向を見れば色素の薄い人がいて
em「おや、起きていましたか。こんばんは、夕食の時間ですので、迎えに来ました」
そう言って柔らかく微笑むのは、扉を開けた本人、エーミールだった
em「ぐっすりでしたね?少しはゆっくりできました?」
「うん、…おふとんふかふかだった、」
em「それはそれは。良かったです」
少女がそう言えばまたエーミールはふんわりと柔らかく笑う
エーミールが笑えば自然と口角が上がる
微笑だが、笑みを浮かべて
そして少女はあることを思い切って頼むことにした
「ねぇ、…?」
em「はい、なんでしょう?」
「だっこ、いい…?」
em「!ふふッ、良いですよ。おいで」
恐る恐る聞いてみれば案の定、驚いた様子で言う彼。だがその後クスリと微笑み、手を広げて、少女に手招きする
少女は顔には出さないが嬉しかったのだろう、ベッドから落ちそうになり、それを見ていたエーミールが支え、結果そのまま抱き上げられ、抱っこの状態になった
「…ありがとう」
em「このくらいおやすい御用ですよ」
感謝を述べればまたふわりと笑うエーミール
そのままの状態でエーミールの腕の中で大人しくしていれば数分で食堂に着く
片手で扉を開ければ鬱とコネシマ、シャオロンを除いた幹部が揃っていた
em「お待たせ致しました。着きましたよ、Aさん」
「ん…えーみーるさん、ありがとう」
食堂へと着けば優しく下ろしてくれる
そしてここで少女は気づく
「なんでみんなしずかなの…?」
そう、先程までとても騒がしかったのだ
それがエーミールが扉を開け、数秒の事だった。急に静かになったのは
ut「うぃー!セーーーーフ!」
sha「くっそ…抜かされた…」
kn「あぁぁぁ…大先生に負けた…」
運がいいのか悪いのか、絶妙なタイミングで、遅れてやってきた、鬱、シャオロン、コネシマ、という順番で食堂へと入ってきた
gr「…はッ!あー、えっと、取り敢えず揃ったから、食べるか」
tn「おぉう…」
我に返ったのだろう、総統がそう言えば、固まっていた幹部もまた会話を交わしていた
そして総統の一言で食事が始まった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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あまね(プロフ) - かんけつ?! (10月1日 13時) (レス) @page35 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - 面白いです。これからも更新頑張ってください 楽しみにしてます (2020年5月10日 14時) (レス) id: a5eb40352a (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - めゅ。さん» 初コメありがとうございます!!あらぁ…嬉しい限りです(((((更新頑張りますね!!!無理しない程度で頑張りますので土下座はせんといてください良心がッ…!!!!((((((( (2020年4月22日 9時) (レス) id: 08db4b3f0e (このIDを非表示/違反報告)
ダリア太郎 - ちょっと!おもしろすぎますよ!ぶんさいわけて!(謎のひらがな書き) (2020年4月21日 23時) (レス) id: db84d391e7 (このIDを非表示/違反報告)
めゅ。 - 初コメ失礼します!! とても面白くてニヤニヤしながら拝見させて頂いています(((変質者 更新頑張って下さい…!! 無理しない程度でお願いします(((土下座))) (2020年4月12日 14時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白狐 | 作成日時:2019年10月1日 0時