瞳の色 ページ37
side.貴方
zm｢なー、アオー？｣
｢なんだいゾムよ｣
zm｢暇やと思わん？｣
｢うーん…それよりもだね、ゾム。重たい｣
zm｢えーやーん。アオの背中にのしかかるの好きなんや｣
｢えぇ…｣
とまぁこんな具合でゾムと戯れている放課後
特にやる事が無いので帰ろうとした所をゾムにかっ攫われて、空き教室に連行された
そして先程からずっと後ろから抱きしめられ体重をかけられております←
そろそろ足がつりそうです←
明日筋肉痛になりそうです←
まぁ楽しいから良いんだけど←
そんなこんなでのしかかられたまま、暇なので携帯片手にゾムを相手していた
｢あ、そういえばさ｣
zm｢おん？｣
｢初めて会った日、教室で俺の眼に手伸ばしてきたけど、あれ何か意味あったの？｣
そう。ずっと疑問に思っていた
ファーストコンタクトだよな？と疑いたくなる程距離が近かった初日
あの日から今までずーーー…っと気になっていた
zm｢あー…あれな。なんか、…………何やったけ｣
｢…忘れちゃった？｣
zm｢おん。なんでやろ…けど、綺麗やった事だけは覚えとるわ｣
｢…そうなんだ？｣
zm｢おん。｣
｢そっか｣
そう言い切って緩くなった不思議な雰囲気に目を閉じた
暖かい静寂
今だけは、このままでも良いやと思ってしまった
｢……ぃ………ろお………くっ……
…ぁ…し…………ぇ…
…アオ起きへんと、食うで？｣
｢…ぶわぁっｯ？！｣
微睡みの中で彷徨っていればボヤけていた声が一段と大きくなって聞こえたその言葉に飛び起きた
いつの間にか眠っていた意識を覚醒させ、彼の腕の中から離れる
zm｢あ、起きたかwってかなんちゅー声出しとんねやww｣
｢だ、だってゾムが不謹慎なこと言うからだろ！？｣
zm｢ｯははwwwごめんてwってか、もう外暗いし、帰ろか｣
｢あ…そだね、帰ろ｣
ぽつぽつと話をしていればもう外は暗く、薄らと教室の窓の外から街の光が見えた
2人揃っておっさんみたいな声を出せばくすくすと笑みを零す
月明かりの下、2人でゆっくりと帰路に着いた
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茶々 - 宣伝、でいきなりいっぱいあってびっくりしたw面白そうな題名探して読みますわぁ (2020年9月20日 10時) (
レス) id: f35e7e784f (このIDを非表示/違反報告)
レモン - うん…もうね…設定が俺なんだよ(？)(女です)ポメラニアン好きだし…いきなり叫ぶし…まんま俺じゃん！作者もしや…エスp((((殴 んなわけねえだろ勘違い野郎←!? (2020年8月14日 17時) (レス) id: 2df7064158 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 最高です。 (2020年7月12日 3時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 湊くんさん» ちょっとちゃいますね…((((((取り敢えずお話を書いていくので夢主の事も知れてくると思うので、気長にお待ちください。ありがとうございます!! (2020年5月22日 21時) (レス) id: 3a2a306946 (このIDを非表示/違反報告)
湊くん(プロフ) - この世界観では18歳までに身体変えれるんや…！羨ましい((( 作品大好きです。 (2020年5月22日 20時) (レス) id: 16633996c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年3月26日 21時
