73話 ページ32
それから、テツくんと3人でテツくんの家へと向かった。
『おじゃましまーす。…普通の部屋だ』
なんか予想してたより綺麗…というか、男の人の部屋って感じ
『それで…今日使うであろう物たちは?』
黒子「ここにありますよ」
そう言って、パソコンの置いてある机の下からVRゴーグルとコントローラーが出てきた。
『うわ、めっちゃ綺麗。もしかして新品買った?』
黒子「いえ、赤司くんから譲り受けたものです。『僕は使わないから、テツヤにあげるよ』と」
『さすがおぼっちゃま。設定するから少しパソコン触ってもいい?』
黒子「はい、大丈夫です」
『じゃあ、まずこれをこうして…こうで…』
黄瀬「…すぐこうやって設定できるのって心強いっスよね」
黒子「そうですね」
『えー?私そんなに詳しくないから頼られても…っと、出来たよ』
黄瀬「はやっ」
『それで?どういう感じで動画撮るの?』
黒子「まず咲楽さんの紹介とゲームの紹介、その後に実際にゲームで遊ぶという感じになります。黄瀬くんは1度触ったことがあるんですよね?」
黄瀬「咲楽っちの世界に転移?した時に、1度触ったことあるっス。でも、その時はチャットだったっスから、ゲームは初めてっス」
『私の部屋は改造しまくって企業で使いそうなところ買い占めたから、コントローラーでやるのは
久々かな』
黄瀬「あれ、オレはコントローラーだったっスよね?」
『初心者にいきなりこれ付けてって言って身体中にセンサー貼っても、はてなしか浮かばないでしょ?だから、簡単なコントローラーにしたって訳』
黄瀬「なるほどっス」
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作者名:怜花 | 作成日時:2020年10月13日 2時