episode 27 ページ28
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愛莉「ねえ、その女ってどこの誰？」
海斗「そんなの、俺じゃなくて晴に聞けよ。」
愛莉「分かってんでしょ、愛莉の気持ち。」
身の危険を感じたらしい海斗は愛莉の手から逃れようとするけど、愛莉は海斗のネクタイを引っ張って連れ戻す。
愛莉「正直英徳がどうなろうとどうでもいい。」
「高等部進んだのも、C6入ったのも、全部全部晴の
ため！」
海斗「お、落ち着け！」
『あ、愛莉！落ち着いて！』
愛莉は海斗のネクタイを引っ張ったままベンチの上を歩いて行く。
引っ張られた海斗はネクタイが締まって苦しそう。
でも、海斗の声も私の声も届いてないみたいで、愛莉の勢いは止まらない。
愛莉「だ！か！ら！晴を苦しめてる女を吊し上げないと
気が済まない。」
海斗「……分かった、俺が調べとくから。」
愛莉「絶対だよ？じゃないと……」
愛莉は海斗のネクタイを離したかと思うと、近くにあった大きめの石を片手で持ち上げて振りかぶる。
ダメ………！
『海斗！伏せて！！』
叫んだときには愛莉はその石を海斗めがけて投げていた。
間一髪で海斗は避けられたけど、その石は海斗の背後の彫刻に命中。彫刻は粉々になり、その粉は海斗に降りかかる。
愛莉「ふぅ、ちょっとすっきりした。」
「じゃあ、あとよろしくね。」
ハートマークがつきそうなくらいに笑顔で愛莉は去って行った。
『海斗っ！怪我はない？大丈夫？』
海斗「ああ、なんとかな。」
海斗にかかった粉を払い落としながら問いかける。
海斗「悪いな。とにかく、今は晴の所へ行って話を聞こ
う。」
『そうだね。晴の様子がおかしい原因、まだはっきりしてないし。』
ある程度海斗の制服にかかった粉を払い落としたところで私たちはサロンへと向かった。
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小春 - とても面白いです！海斗が好きなので海斗落ちというのが楽しみです！更新待ってます！！！ (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 03ecfa6884 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - こんばんは！！とっても面白くて大好きです！出来れば天馬君オチがいいな…なんて笑更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 22時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 教えてくれてありがとうございます。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月15日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
*YUA*RAM*(プロフ) - ひかりさん» お話を読んでたくさんのご指摘をありがとうございます。誤字が多くてすみません。すぐに訂正をしますね。また、｢｣の名前が無いのは同じ人物の台詞が連続するときに省略をしているからです。分かりにくくてすみません。 (2018年9月14日 19時) (レス) id: 2812de563b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - 沢山の直しを言ってしまいすみません(._.) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月12日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*YUA*RAM* | 作成日時：2018年6月24日 5時
