壱. ページ3
魔莉閼side
私が、こんなお願いして良いのか…世界の理にふれて良いのか…分からないけど…
魔莉閼「…お願いがあるの…です。私と…取引……しませんか?」
QB「なんだい?魔莉閼?」
魔莉閼「貴殿方のやり方は感情エネルギーを得るのに勿体ない事をしてると思うのです。」
QB「つまり…?」
魔莉閼「私が、感情エネルギーを集める。だから…別世界に行かせてください!」
この世界は嫌い……だから、逃げてる…だけだけど……。
QB「はぁ……。わかったよ…。別世界に行くなら、契約もできないかな…?」
魔莉閼「…いえ……。別世界に行くと言うのが私の願いですし……。まぁ、別世界では、魔女にはなれない…ですね。」
私は目をそらしながら言った。
QB「分かったよ…じゃあ…」
そう言いながら私から…魂を抜き取ってソウルジェムに変えた。
私のソウルジェムの色は白色だった。
魔莉閼「…ありがとう……。きっと…きっと…この世界の人は私を忘れる…。だけど、私は忘れない。お姉ちゃんのことも…」
私は、光に包まれていた。
そして、降り立った場所は…あの世界みたいに残酷だった。
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作者名:★☆少年陰陽師大好き☆★ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyoka141022/
作成日時:2016年7月5日 21時