チャラ系彼氏。永瀬廉 ページ17
？「ちぃーす！ 俺、永瀬廉って言うんすよ！」
貴「あっはい… そうですか… 私は、(鈴木)Aです。」
廉「A先輩すか！ 今日はお願いしまーす！」
貴「あっ、よろしく…」
後輩の癖に後輩に見えない永瀬くんは今日の1DAY彼氏っぽいです…
廉「A先輩の行きたいとこってどこすか？」
貴「逆に永瀬くんは行きたいところないの？」
廉「俺はA先輩の行きたいところです！」
貴「でも私はどこでもいいよ？」
廉「もう、じゃあ、今日は俺の行きたいところにA先輩を連れ回します！」
貴「わっ、わかった…」
廉「ほら！行きますよ！」
こんな話をしてたのは、3時30分頃。
あれから、クレープ屋さんを3件。
カフェを4件。
洋服屋を2件。
現在、6時30分です…
廉「疲れましたか？」
貴「まあ、見ての通り？」
廉「すみません…」
貴「でも、連れ回してもいいって言ったの私だし！」
廉「A先輩は優しいですね…」
貴「優しくなんかないよー」
廉「でも、俺はその優しさに救われてますよ？」
貴「私も…」
廉「先輩？ 一番先輩を連れて来たかったとこに着きました！ 空見てください！」
そう言われて空を見上げた。
そこにはキラキラ輝く星が散りばめられていて、まるでプラネタリウムみたいなそんな感じ。
貴「綺麗…」
廉「ここは、俺の父さんが俺に残してくれた最後の思い出の場所なんです。」
そう呟く、廉くんは笑顔だけど、どこか寂しそうで…
私は気づかないうちに廉くんを抱きしめていた。
廉「せ、先輩…？」
貴「ありがとう…」
廉「お礼を言うのは俺の方っすよ…」
貴「今日ずぅーと私を楽しませようって頑張ってくれた。 本当にありがとう。」
廉「あの、先輩に好きな人がいるのは知ってます…」
貴「うん…」
廉「だけど、この気持ちだけは伝えたくて… A先輩！好きです！」
貴「…ごめんなさい。」
廉「でも、今日はありがとうございました！あの、先輩の家まで俺を彼氏にしてくれませんか？」
貴「いいよ」
私たちは手をつないで本物のカップルみたいに帰った。
あれから、約半年。
私は憧れの先輩に思いを伝えた。
だけど、上手くはいかなくて…
だからと言って廉くんとも付き合わず、高校生活最後の年を楽しく友達と送ってる。
だけど、廉くんとも普通に遊んだりしてる。
もしこの関係が変わるとしたら、あと少し。
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れんれん本気愛の赤色ジャス民 - いのきんぐさん» 初めまして！ リクしていいですか？ 私のめっちゃ大好きな廉くんのお話を作ってもらいたいです 内容は、好きなようにしていいです 長くてすみません よろしくお願いします (2014年11月22日 22時) (
レス) id: 128029fbee (このIDを非表示/違反報告)
_ありす_(プロフ) - かわええやろ！ 今日で完結か…頑張れんれん！ (2014年10月2日 0時) (レス) id: e5a0b15a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーり(プロフ) - ちびりゅ可愛ええ･･･(笑)更新がんばっ！コメバタ今日で終わるぜ！ｗ (2014年10月2日 0時) (レス) id: 520dcfaeef (このIDを非表示/違反報告)
_ありす_(プロフ) - 読んでくれてありがとうございます！期待に応えられるよう頑張ります(*^◯^*) (2014年9月29日 19時) (レス) id: e5a0b15a49 (このIDを非表示/違反報告)
いのきんぐ(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さいね！応援してます (2014年9月29日 19時) (レス) id: 316c330106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありきょん | 作成日時：2014年9月27日 21時
