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次の日また彼女が目を覚ますことがなかった。







そしてその次の日彼女は苦しそうにしていてナースコールを押した。







今までゆっくりとなっていた機械音が早くなった。








そこで僕は悟った。









ああ。その時が来てしまったかもしれないと。









その瞬間僕の頭の中にビビっと電流が通ったかのような感覚が襲った。








みんなが集まって彼女を見ていた。
すると彼女はゆっくりと目を開けて








『ジン、、、くん、、、』






と呟いた。







「A聞いて?」






そういうと彼女はこくっとうなずいた。







「Aやっぱり僕達って運命だったんだね。
思い出したよ。昔のこと。」








「A気づいてたでしょ?言ってくれればよかったのに。」









そういうと彼女は泣き始めた。









『ジン、、、。幸せになってよ?私の願いはそれだけだから、、、。』








「なんてこと言うんだよ。僕はA以外愛せないよ。」







『私の幸せはジンの幸せだよ?昔はジンが救ってくれただから今回は私がジンのこと救えてほんとに良かった。』








だから幸せになって。そういった彼女の言葉に僕は涙が止まらなかった。

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作者名:らら | 作成日時:2019年6月23日 1時

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