永遠を誓うよ。【轟焦凍】 (ページ6)

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『う、そ…………』

冬美ちゃんが泣きながら言った。

ﾞ燈矢兄……死んじゃったんだ。ﾞって。

私の世界に光なんてないようだった。両親と弟を殺され、会いたいと思った人に会いに来たら山奥で焼け死んだなんて。

焦「……Aちゃん、」

『っふ、うぅ、と、やく…っ、みな、とぉ……！』

ママとパパと湊が死んだことは言わなかった。

ただでさえ、みんなが大好きな燈矢くんが亡くなったのに私の悲しみを押し付けたくはなかったから。

『……………もう、どうしたらいいかわかんないよ、』

それから間もなく、見兼ねた親戚に施設に入れられることになった。

私を可哀想だとでも思ったのだろうか。

なんで、私を置いていっちゃったの？みんなして、燈矢くんまで。好きだって言ってくれたのに。ずっと一緒だって約束したのに。

『焦凍。』

焦「？、どうしたの？」

『Aね、もうここに遊びに来れないんだ。』

焦「どうして……！？」

『シセツに行くの。』

焦凍にそれだけ伝えて私は街から離れて施設に入った。

何も楽しくない毎日。湊も燈矢くんもいない。

小学校に入れば、ビンボー人だとか親がいないだとかでいじめられることだってあった。

辛くはなかった。湊と燈矢くんがいない現実の方がよっぽど辛くて悲しくて寂しかった。戻ってきてほしいなんて叶わない願いもした。

爆「お前らやめろよ。」

そんな時、暗闇から助け出してくれたのが君だった。

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