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西「 あ、」
正「 あ、」
『 あ、』
よしくんと手を繋いで歩いていると、前方に見えたのは大吾だった
西「 やっとかよ(笑) 」
『 お騒がせしました 』
西「 ほんまあんたら似たもん同士やな?もう別れんなよー、」
正「 大吾、ありがとうな 」
西「 俺なんもしてへんよ(笑) 」
大吾ってほんまにええ奴やなあ、なんて思いながら歩いていた
正「 んー?どしたん? 」
手繋ぎだったのを腕組みに変え、よしくんにくっついた
なんだかくっつきたい気分になった
『 なーんも、』
正「 んふ、かわい 」
『 もうぜーーったい離さんといてな?私のこと 』
正「 もう何があっても絶対離さんよ 」
『 ほんまに? 』
正「 なんでよ、信じてよ(笑) 」
『 だって前もこんな会話したのに....離したやん、』
正「 Aちゃん、こっち向いて 」
真剣な顔で、声で、私にそう言った
よしくんの方を向けば、ぎゅーーっと強く優しく抱きしめられる
『 え、ちょっ、みられちゃうから、』
正「 俺な、Aちゃんと別れたんめっちゃ後悔した。なんで離したんやろうって。俺と別れたことをいいことにAちゃんめっちゃくっつかれてたやろ? 」
『 あー、確かに 』
正「 俺から振ったのに....それがめっちゃ辛くてさ。意地でも別れんかったらよかったなって思ってた 」
『 確かに振られたけど、よしくんは悪くないやろ? 』
正「 結局はAちゃんに辛い思いさしてんねんから悪いよ。いっぱい幸せにするから、これからも俺の隣で笑っててほしい 」
『 え....指輪、? 』
正「 結婚しよ 」
『 ええ......っ、』
正「 泣かんといてーやー(笑)」
『 こんなムードも何もあらへんとこで....っ、』
正「 それも俺ららしいやろ?なあ、返事は? 」
『 よろしくお願いしますっ、』
正「 ふふ、だいすき 」
『 私も大好き、ほんまにだいすきっ 』
末「 まじでどこでプロポーズしてん? 」
正「 ふぇっ、?せーやくん...... 」
西「 ごめん、俺もおる 」
福「 あ、俺も 」
草「 俺も 」
恭「 ついにAちゃんが人妻に〜〜、っ 」
『 おい、言い方(笑) 』
よしくんの言う通り、これが私たちらしいかもね
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作者名:はにゃ | 作成日時:2021年9月7日 21時