人形くン＿ < 紫 × 緑 > (ページ3)

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人形くンとお金持ちページ3

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「 … ふう、これから僕 … 」

床に座り四角い液晶の画面を眺めながらそう思った

紫「ともひろ ? あ、そうや、ともひろの部屋案内するからおいで」

手が繋がれて指が絡まる、恋人がやる様な手の繋ぎ方

「 … っえ、」

通された部屋は白で統一されててベッドやソファー、それにテレビや大きいクローゼットなど一人部屋とは思えない位の大きさの部屋だった

紫「あと、これ」

と渡されたのは小さくてこれまた四角い液晶の画面が付いた電子機器、これがどうやら “ スマホ ” というものらしい

紫「んで、これな」

スマホ、のカバーが渡されてそのカード入れの様な所に入っているカードはどうやらそれでお買い物が出来るらしい

紫「ま、そんなもんかな … 今日は疲れたやろ、もう寝てええよ ? 」

そう言って優しく微笑む濱田さんに思わずどきっとしてしまった

「は、はいっ … お休みなさいっ」

とそういえば思ったが、明日濱田さん会議なんだよな … 買い物は … まあ一人で行けるか、と目を閉じた

＿＿＿＿ピピピピピピ、

「っん … ふぁあ」

少し開いた窓から心地よい風が入ってきて多分今日は目覚めのいい朝だ

紫「ともひろ、おはよ」

スーツ姿で、んでもまだボタンが開いてたりネクタイが緩んでたりと何か色気が凄い

「お、おはようございますっ … 」

紫「あ、そうや！今日な、会議あるから俺ん会社来てくれん ? ちゃんと俺の部下に相手させるからさ、」

「あ、は、はいっ」

“ 朝ごはんは、向こうに用意させとるから ” そう言って僕を車に乗せてくれて

「 … 大きい」

会社、に着くとその高さと大きさは他のビルを圧倒していた

?「お、また会ったな、ともひろ君」

昨日の … 中間さんだっけ

黄「ふふ、可愛い」

そう言って頭をぽんぽん、としてくれておまけにめちゃくちゃいいニオイ

紫「おまっ！！ともひろは俺のもんやからな！！」

と叫ぶ濱田さんを引っ張り会社へ

「何言うてるんですか！本間もう … 」