永瀬くんのお気にいり③ (ページ46)

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‪‪☆海デートページ46

Aside

A ｢わー！！海だー！！｣

永瀬｢すっげ、あっつ…｣

A ｢早く足パチャパチャしましょ！！｣

永瀬くんが車で海まで連れてきてくれた
海デートだよ海デート。テンション上がるなって方が無理だよね

永瀬｢日焼け止めは？塗った？｣

A ｢肌出てるとこにはちゃんと塗りました！｣

永瀬｢けどもう1回塗っとき。真っ白な肌が赤くなったら大変｣

A ｢永瀬くんも塗りましょうね｣

永瀬｢Aが塗ってくれんなら｣

自分の分を塗って、俺のは？って顔して待ってる永瀬くんの分も塗る

A ｢今度こそ入ってもいーですか？｣

永瀬｢はいはい、どーぞ｣

A ｢わーーーーいっ！！！！｣

履いていたサンダルを脱いで砂の上を歩く
太陽に照らされていた砂はびっくりするほど熱かった

A ｢ふあー…きもちい｣

立ってるだけで汗をかくような季節なんだもん、そりゃ海に足入れたら気持ちいよね

A ｢永瀬くんも早くー！！！｣

永瀬くんが急に海行こって言い出すから、水着もなにも持ってきてなかったけどこれはこれであり

永瀬｢おー、ちょっと待ってなー｣

ゆっくりと私の後ろを歩いてた

もしかして、あんまり海好きじゃなかったりして

A ｢あ、海に足入れるのとか無理でした？｣

永瀬｢そういうわけちゃうよ、大丈夫｣

ならいいんだけどさ

波が押し寄せてきて足首まで私の足を浸す

A ｢あ、カニさん！！！永瀬くんカニさん！！！！｣

ちっちゃいカニさんだから私でも捕まえられそう

永瀬くんに見せたくて頑張って追いかけるけど中々捕まえられない

A ｢待って、待ってってば！｣

あまりに夢中になりすぎて、足元に転がってた木に気づかなかった

A ｢わっ！！！｣
永瀬｢っぶな…｣

A ｢な、ないすきゃっちです……｣

危なく全身水浸しになる所だった、さすが永瀬くんかっこよすぎます

永瀬｢ドジっ子娘か。ちゃんと周り見なさいよ｣

A ｢そこにカニさんがいたから…永瀬くんに見せたくて｣