永瀬くんのお気にいり③ (ページ37)

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☆クリスマスケーキページ37

永瀬side

A ｢わぁー！！！宝石みたい！！！｣

ケーキ見て純粋にそんな感想出るんやからほんまにかわえーなこの子

A ｢いちごキラッキラですよ！！｣

永瀬｢ほんまや。おっきいし当たりやな｣

一緒に過ごしたクリスマス

2人でご飯作って、とは言っても9割Aやけど

クリスマスツリーとか今まで絶対買わんかった物もAが喜ぶかなと思って内緒で買って飾り付けまでした

永瀬｢浮かれてんなぁ…笑｣

今のこのケーキやってずっと前から予約してたし、どうやら俺はクリスマスっていうイベントを全力で楽しもうとしてるらしい

A ｢ありがとうございます永瀬くんっ！！｣

永瀬｢ん、｣

幸せそうな彼女の顔見れたから頑張ったかいあったかもな

A ｢ケーキ切ります！！｣

永瀬｢どーぞぉ｣

｢ワクワクっ｣って聞こえてきそうなくらいルンルンしてる

永瀬｢手ぇ切んなよー｣

きれーに分けられたケーキ

しっかしほんまにいちごおっきいなぁ

ちゅぷっていちごに触れる唇、彼女の小さい口じゃ大きいいちごは入り切らない

うわぁ、なんかあれやな。やらしいわ

永瀬「うまい？」

A 「めっひゃおいしいでふっ！！！」

口まで小さいの可愛すぎて困る

A 「永瀬くんもどーぞ」

永瀬「んー………Aちゃんあーん」

ただ普通にいちご食べるだけじゃつまらんでしょ

せっかくのクリスマスなんやし

A 「え、あ、あーん……」

俺に差し出されたいちごを戸惑いながらも食べる
やっぱり彼女の口には大きすぎたいちごが唇から零れている

A 「うっ、えふっ……」

永瀬「じゃ、いただきます」

カプって溢れたイチゴに噛み付くと少しだけ触れる唇

驚いた彼女の顔はイチゴみたいに赤かった

永瀬「かわえーなぁ……笑」

A 「からかわないでくださいっ……//////」

永瀬「からかってへんよ。美味しいイチゴが食べたかっただけ」

A 「変わんないのに」

永瀬「変わる変わるめっちゃ美味かったもん」

「Aのことも食べたいなぁ」って耳元で囁いたら

また真っ赤になる頬

あ"ーまじで、イチゴよりもケーキよりもずっとずっと美味そうやなぁ