永瀬くんのお気にいり③ (ページ33)

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‪☆彼パーカーページ33

永瀬side

マネ｢ちょっと用事あるから先楽屋戻ってて｣

永瀬｢了解っす｣

ひっろいテレビ局の廊下を1人で歩く

他の番組も撮影してるのか、ぞろぞろスタッフさんとか色んな人が出てきた

永瀬｢……あ、ちょっ！！｣

たくさんの人の中に見慣れた後ろ姿

反射的に追いかけて腕を掴んでしまった

A ｢永瀬くん…？｣

永瀬｢やっぱり｣

きゅるきゅるの瞳で俺を見つめてくる愛おしい彼女

お泊まりしてたから朝も会ってたはずなのにすごく嬉しい

つか、

永瀬｢俺の服｣

彼パーカーってやつやろこれ

なに？俺出かけてから着た？自分の服置いてあんのに？

永瀬｢なーんでこれ着てんの？｣

A ｢なんとなくです……｣

永瀬｢Aの服乾いてなかった？｣

乾いてたのも、他にも置いてあるの知ってて聞く今の俺の顔、相当ニヤけてると思う

A ｢うぅ……その顔の永瀬くんはダメです…/////｣

永瀬｢んー？なにがダメなん？｣

A ｢…た……から｣

永瀬｢ん？｣

A ｢永瀬くんの服…着てみたかったから……/////｣

ここ、テレビ局の廊下ね？
人目につきにくい所だけどいくら何でもその顔はアカンやろ

永瀬｢はぁ…｣

A ｢うぇっ？永瀬く、前がっ…んぅっ……｣

一応外だから顔が見えないようにフードを被せて唇を近づけた

A ｢ぷぁっ、｣

永瀬｢かわいい顔してんな…笑｣

フードを外せば真っ赤な顔が映る

愛おしすぎるな

永瀬｢撮影、頑張って｣

A ｢やっぱずるいです、永瀬くん…/////｣

ポカポカ胸叩かれるけど全然痛くない

可愛すぎてどうにかなりそうやったから思いっきり抱きしめてこの気持ちを鎮めた

永瀬｢もっと着てえーよ。俺の服｣

Aがいっぱい着やすいように、トレーナーとかクローゼットから出しとこ

あと今度下履かないで俺の服着てもらお

永瀬｢夢が広がる｣