永瀬くんのお気にいり③ (ページ18)

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‪☆癒しページ18

Aside

(ピコンっピコンっ♪)

急いでスマホを見ると大好きな人からの連絡

〈おわったー〉

〈今日Aんち行ってもいい？〉

永瀬くんの家に誘われることはあってもうちに来たいって急に言うのは珍しい

〈いいですよ！！〉

〈ちょっとお部屋汚いかもですけど、〉

何かあったのかなって少しだけ不安になる

A ｢あ、お風呂入れとこ｣

すぐあったまれるようにお風呂と、あとなんかご飯作っとこ

永瀬｢おじゃまします｣

A 「はい！おじゃましてください！！」

思ったよりも早くお家に来た永瀬くん
なんだか疲れた顔をしている気がする

A 「お風呂沸いてますよ！！先入りますよね？あ、でもご飯もできてます！！どっちにしますか？」

永瀬「……がいい」

A 「なんですか？」

永瀬「Aがいい」

A 「なっ、あ、えっ…？／／／／／／／」

待って、もしかして今のって"ご飯にする？お風呂にする？それともワ・タ・シ・？♡的なやつだと思われた？

A 「え、あ、でもっ……あの急すぎると言いますか……心の準備が……そのっ…／／／／／／／」

永瀬「あ"ぁ…疲れたぁ……」

A 「わっ、え、ちょ！永瀬くん！！」

だるんってもたれかかってくる永瀬くん

とりあえず玄関からリビングになんとか連れてきたけど

A 「大丈夫ですか？」

永瀬「むりー…もう限界……」

ソファの上にぐだんと寝転がってしまった

A 「ご飯食べられそうですか？それともやっぱり先に身体あっためますか？」

永瀬「んーん……」

手招きされるから、大人しく近くまで寄る

永瀬「永瀬くんは、Aをご所望です」

A 「え、でも私なにもできないっ……わっ」

腕が引っ張られて寝転がる永瀬くんの上にダイブしてしまった

永瀬「あ"ー。Aだぁ……」

A 「Aですよ？」

永瀬「うん、Aだねぇ」

ギュッとされたまま
永瀬くんの心臓の音がトクンっ、トクンって聞こえてくる