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(ym)
‥
突然入ってきたこの人は、もう20分ほどみんなと話し続けている。
でも…最悪だ。こんなところでこの人と会うなんて。
この前1度会っただけなんだけど、それでも分かる。
俺の苦手なタイプ。
おそらく人の心にずかずか踏み込んでくる人だ。
深く関わりを持つ前に逃げよう。
丁度時計の針は休憩終了の5分前を指している。
「ね、俺またここに来てもいいかな、？」
「は……」
「こんなこと言うと気持ち悪いだろうけど
なんか、ずっと君のことが気になってて。」
「……すみません、もう休憩終わるんで…」
携帯とさっきまで飲んでいたパック飲料のゴミを持って立ち上がった。
するとその人も立ち上がって、上から見下ろすように俺を見つめる。
身長のせいだとはいえ、なんだか圧をかけられているみたいで。
少しだけ息が詰まった。
「…連絡先だけでも。ね？」
「……」
「…今教えてくれないと、俺毎日ここ来るよ、」
「………はぁ…わかりましたよ…、」
携帯を差し出すと、これでもかってくらいの笑顔でそれを受け取る彼。
何がそんなに嬉しいんだか、さっぱり分からない。
「はい、ありがと！」
返されたスマホには
友だち の欄に「裕翔」と記されていた。
嫌だと思っても、断れないのが俺の悪いところ。
……でも、この人相手じゃ、断れないよな、
目を合わせる度にそれを自然に感じ取る。
だって、きっとこの人は、
「仕事戻るんでしょ？行ってらっしゃい！」
アルファだ。
‥
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綺(プロフ) - cさん» オメガバースをちゃんと扱うのは初めてなので至らない部分もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します...！！ (2020年4月18日 8時) (
レス) id: d4403408f6 (このIDを非表示/違反報告)
c - ゆとやまのオメガバースッ、、ずっと求めてました、、っすごく嬉しいし楽しみです！更新頑張ってください！いきなり失礼致しましたm(__)m (2020年4月18日 0時) (レス) id: ecbe736c3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺 | 作成日時：2020年4月15日 12時
