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‥
太陽の光が、薄く広がった雲の間から覗くような
そんな心地の良い日だった。
勉強も父に任されたお試し程度の仕事も終わり、
気分が良くなって家政婦さんと共に庭の手入れをしていた。
裕翔様はお休みになってください、
なんて言われるけど正直部屋で休んでいても暇なだけだし、
どうせなら陽の光を浴びたかった。
空を見上げて深呼吸をしていると、
視界の端に映った見覚えのある姿。
いつも、俺の部屋から見える一本道をすたすたと歩いていく彼。
ずっとずっと気になっていた。
いつも下を向いているし、しかも前髪は長い。
近所の人とは面識があるはずなのに、顔も見えないから、
彼の名前も存在もよく分からないまま。
「ねえ、あの人どこに住んでる人かわかる？」
「…見たことないですね…、最近引っ越されてきたのかしら。
申し訳ありません、力不足で…」
「いやいや、いいの。興味本位で聞いただけ！
てかその花めっちゃ綺麗、さすがプロだね、育て方完璧じゃん！」
家政婦が水を与えた花の話をしながら、
今日も少しだけ、家の隣を通り過ぎていく彼への興味が高まった。
‥
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綺(プロフ) - cさん» オメガバースをちゃんと扱うのは初めてなので至らない部分もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します...！！ (2020年4月18日 8時) (
レス) id: d4403408f6 (このIDを非表示/違反報告)
c - ゆとやまのオメガバースッ、、ずっと求めてました、、っすごく嬉しいし楽しみです！更新頑張ってください！いきなり失礼致しましたm(__)m (2020年4月18日 0時) (レス) id: ecbe736c3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺 | 作成日時：2020年4月15日 12時
