それいけ家政婦さん (ページ19)

今日:17 hit、昨日:64 hit、合計:328,273 hit

理由ページ19

JN｢俺達、今まで6人くらい家政婦さんに来てもらったんだけど、そのうちの2人がAちゃんみたいに若い子だったんだ｣

JW｢最初はなんともなかったんだけど、俺達の私物が少しづつ無くなってたんだ。｣

JN｢指輪とかネックレスとか最初はそんなもんだった。だけど、だんだんエスカレートしていって生活用品まで無くなるようになった。｣

JW｢もちろん俺達も取られたんだけど、その中でも3人が1番酷かった。｣

JN｢だから、あの3人はまだ受け入れることができないのかもしれない｣

『なるほど……』

それが、ドヨンさんの言っていた“サセン”なんだろう。

想像以上に異常なファンたちだな…

だから私に対してあんなにも警戒心が強かったんだ。

『お2人も……話してくれてありがとうございます。』

『でも…なんでお2人は私を受け入れてくれたんですか？』

こんなに酷いんじゃ、メンバーみんな私の事を受け入れなくても無理はないと思う。でもなんで？

JN｢う～んなんでだろ？｣

JW｢なんでだろね｣

『え』

なんもない感じ？

JW｢なんか違ったんだよね。安心感？なんかあ母さんみたい！｣

『お、お母さん？？？』

JN｢ははは、でも確かに安心感がある。この子なら大丈夫っていう何かがあるんだ。それを多分あいつらは分かってるんだろうけど、まだ難しいんだろうな｣

『私、信じて貰えるように頑張ります』

私も信じることが難しい事を知っているから。