それいけ家政婦さん (ページ1)

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私という人間ページ1

私の名前はパクA 24歳

絶賛失業中だ。

なぜ私が失業してしまったか。

ただ疲れてしまった。人間関係、毎日ある残業その他もろもろ。

限界すぎた。だから誰にも相談せずに即決で辞職届を出した。

すぐに一人暮らしをしていた家を出て、実家に帰った。

そして今、両親の前で土下座中。

母｢ありえない。ほんとに。なんで何も言ってくれなかったわけ？｣

『それは……ごめん』

父｢なんでだ？なにか理由があったんだろ？｣

『疲れちゃって……ははは』

母｢笑ってる場合？！｣

『ごめんなさい』

父｢はぁ、まぁとにかく夜も遅いし今日は休め。今後の事はまた考えよう。｣

『はい』

荷物を持って自室がある2階にあがる。

何年ぶりかに入ったけど、ホコリひとつない。

お母さん。掃除しててくれたんだ。

数年感じていなかった暖かさに触れる。

フカフカのベッドに寝転び天井を見つめる。

何故か寝転ぶと現実に直面する。

『これからどう生きてこう。』

いつまでも実家に居座る訳には行かない。

だからたと言って、今は何する気も起きない。

『だらしな、20すぎにもなって』

自分で自分にガッカリする。

これが私という人間。