それいけ家政婦さん (ページ27)

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懐かれ……た？ページ27

ジェヒョンさんの看病をしてから数日がたった。

あんなにぐったりしていたのに、次の日にはピンピンしていた。

ただ、あの日を境にジェヒョンさんの様子がおかしい。

JH｢A、明日何階に来んの？｣

まず呼び捨てになった。

JH｢どこ行くの？｣

JH｢俺も行く｣

私の後を追いかけてくるようになった。

え……なにこれ

TL｢あれ？2人いつの間に仲良くなたったんだ｣

『はい……』

JH“俺と仲良くしてくれる？”

あの日のジェヒョンさんを思い出すと何故かドキドキする。

TL｢あれ？顔赤いけど大丈夫？｣

『あ、あぁ！なんでもないです！』

紛らわすように夕食の準備をする。

最近自分がおかしい。2次元にしか興味無いはずなのに！

そんなことを思いながら、食材を切っていると

JH｢今日のメニューなに？｣

後ろからジェヒョンさんが話しかけてきた。

『うわ！！ジェヒョンさん』

『きょ、今日はカレーです』

JH｢俺カレー好きなんだよね｣

『そ、それは良かったです』

動揺が隠せない、振り向いたらすぐ顔だった……！！

JH｢あ、てかさ。そのジェヒョンさんってのやめない？｣

『……へ？』

JH｢ほ、ほら俺ら同い年だし？｣

『あ～はい、ジェヒョンくんで…』

さすがに呼び捨てにはできない。

JH｢まぁいいっか｣

「あと敬語も。｣

『は……うん』

JH｢ん、それでよし｣

嬉しそうにしながら、キッチンを出ていくジェヒョンくん。

え…………懐かれた……？