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、
『お疲れ様、内勤だったんだね』
「お疲れ様。そう、休み明けは仕事山盛りだね」
私が平然と話しかける様子を見てか
京本もいつも通り返事をする。
軽い会話をしていると1階に到着したエレベーターは扉を開く。
『じゃあ、お疲れ様』
まだ高地の家なのか、もう新しい住処を見つけたのか
ビジネスホテルなのか
彼の今の帰る場所を知らないが
とりあえず私は早々に別れの挨拶をする。
のんびり話していると
彼と離れることを惜しんでしまいそうだからだ。
「…送るよ」
『え、いやいいよ』
少し考えた後に彼がそう発したのは
気遣いだろう。
"送る"
だもんね。
私の家についたらまた踵を返す京本を見たくない。
そんな思いで強めに拒否するも
「だめ、危ないから」
私の手首を掴んだ京本は
慣れた足取りで私のマンションへと向かう、
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mofryu(プロフ) - スピンオフ作品!最高でした!ありがとうございます!!!!!!優しくて芯のある友達思いの高地くんにピッタリのお話でした!次の作品も楽しみにしております。 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 7c700dfe44 (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - 宇宙さん» お付き合いありがとうございました!私も高地くんのポジション割と好きでした(笑)高地くんのくん編スピンオフも書こうかな?と思っていますのでよければそちらもお付き合いくださいませ。よろしくお願い致します。 (2021年5月4日 17時) (レス) id: cf9ac3a9ce (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - わかさん» 最後までお付き合いありがとうございました!主人公や京本くんのキャラが伝わっていたようで嬉しい限りです!高地くんのその後をリクエストいただきありがとうございます!現在構想中ですのでもうしばらくお付き合いお願い致します! (2021年5月4日 17時) (レス) id: cf9ac3a9ce (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - mofryuさん» 最後までお読みいただきありがとうございます。ドンピシャと言っていただけて嬉しい限りです!高地くんのスピンオフリクエストありがとうございます!構想中ですのでもうしばらくお付き合いのほどよろしくお願い致します。 (2021年5月4日 17時) (レス) id: cf9ac3a9ce (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - やんやんさん» こちらこそ最後までありがとうございました。京本くんが家や仕事場にいたら頑張れますよね…!笑 私自身書いていて側にいて欲しいと感じておりました。こちらの作品は終わってしまいますが、また私の作品でお気に召すものが現れましたら幸いです。 (2021年5月4日 17時) (レス) id: cf9ac3a9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年4月21日 22時