こゃまくんとむかしばなし 3 ページ14
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増田 ： 「 ここなら、安く素泊まりできるよ、部屋空いてるか聞いてくるよ。 」
まっすーの車で近くのホテルまでやってきた。
A ： 「 すみません( ; ; ) 」
車内で二人きりになった俺たち。
A： 「 あのっ、、小山さん、！」
慶一郎 ： 「 ん？ 」
A： 「 助けていただいてありがとうございました…。なんてお礼したら良いか… 」
慶一郎 ： 「 ああ、お礼なんていいよ？ たまたま通りかかっただけだから？ それより、お母さん心配してない？連絡した？ 」
A： 「 あ、まだ… え、もう22:30！？」
慶一郎 ： 「 (笑) 」
A ： 「 もうそろそろ富山着く時間だ…どうしよう( ; ; )ちょっと、連絡してきます、、 」
車を降りて、スマホで連絡。未成年って大変だな〜。
ボーッとAちゃんを見ていると、まっすーが戻ってきた。
増田 ： 「 ごめーんダメだったー、、あれ、Aちゃんは？ 」
慶一郎 ： 「 親に連絡してる 。んー、どうしようかな… 」
Aちゃんが帰ってきた。
慶一郎 ： 「 お母さん大丈夫だった？ 」
A ： 「 あ、はい、なんとか。素泊まりで安いところに行きなさいって言われて… 」
まっすーが、ごめん！と謝る。
A ： 「 え！あ、全然です！むしろ、ありがとうございます！」
泊まれるところか……。俺もわかんない…。
スマホで検索をかけようとした時
A： 「 あ、あのピカピカしたところもホテルですよね？ 空いてるか聞いてきます 」
指を指したのは完全にラブ ホ。
慶一郎 ： 「 なーーー！だめだめだめ！あそこは絶対だめ！ 」
A ： 「 へ？ 」
… 危なすぎる。
富山にラブ ホってないのかな…
(あります)←やめなさい
まあそんなこんなで… 。
A： 「 小山さんお風呂ありがとうございました … 」
慶一郎 ： 「 お、あったまっ… 」
俺が貸したジャージ。ぶかぶか。(笑)
てゆか、可愛い。
そう、誰にも頼めずうちに連れてきてしまった。
A ： 「 あの、ほんとにいいんですか？ 」
慶一郎 ： 「 今さらこんな危ない時に外になんて出せないよ。」
A ： 「 小山さんほんとに優しいですよね…。ありがとうございます ! 」
ふわふわした笑顔が本当に可愛い。
そのあと、「 アッ、もちろん増田さんも！」
とつけ足した。それさえ可愛い。
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作者名：koya pipi | 作成日時：2020年7月3日 21時
