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「体育祭って楽しいね、俺さ、体育祭来てよかった」
「俺は休みてぇよ、あちーし」
「こーちのくせに生意気だな、仕事しろ！」
寝てれば可愛いのになクソ坊ちゃんとか何とか言ってるけど、俺は1秒も見逃さないように北斗を見て、必死に応援した。
「お前叫びすぎ、落ち着けよ」
「うるさい！こーちも応援しろ！」
「俺せんせーなんだけど」
気づいたら大声で叫ぶように応援していた。
この瞬間は自分の体調なんて気にもならない、まるで宙に浮いているように体が軽くて、心から楽しいと思えた。
無事北斗たちの組は勝ち進み、体育祭の終盤にある決勝戦に進出を決めた。
俺も自分のことのように飛び跳ねて喜んだ。
が、、、現実はそう甘くはなかった。
「こーち、やばい、、」
「ったく、だから言ったろ、ベッドで寝てろ、この仕事終わったら保健室連れてくから」
いつまでも体力が続くはずもなく、競技が終わった途端、激しい動悸と目眩で即席ベッドへ逆戻り。
あぁ、北斗が帰って来た時におめでとうって言いたかったな。
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mumumu(プロフ) - 早く続きが読みたいです！ (2023年3月25日 1時) (
レス) id: 97ec73bb91 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - 更新待ってます。 (2022年7月3日 11時) (レス) @page16 id: cf86f3d24a (このIDを非表示/違反報告)
タナカ - 更新嬉しすぎて泣きそうです！ありがとうございます！ (2021年10月25日 2時) (レス) @page16 id: cf86f3d24a (このIDを非表示/違反報告)
ayataka(プロフ) - 大好きなお話です。更新楽しみにしていたので嬉しいです！ (2021年10月12日 0時) (レス) id: 609b2b4b50 (このIDを非表示/違反報告)
popti0409(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです♪ (2021年10月11日 23時) (レス) @page16 id: 453bf0d3a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：her | 作成日時：2020年10月15日 15時
