encore ~ (ページ4)

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4th story ページ4

目を開けると、そこは見慣れた白い天井だった。
頭を巡らせて昨日の記憶を辿れば衝撃的な言葉を思い出し、頭を抱えた。

「俺、京本のこと好きなんだよね。」

「…はい？」

突拍子も無い言葉に、空耳かと自分の耳を疑った。

「…だから、俺京本のことが好きなの。」

だが、残念なことに俺の耳は正常らしい。
半ば呆れたように言い放つ北斗は、ずっと口をもぐもぐ動かしながらそう言った。
いや、なに？どういうこと？
俺の頭は全くと言っていいほど働かない。
好き？北斗が？俺のことを？
北斗は表情を１つ変えずに、ずっとご飯を食べ続ける。

「…ドッキリ？」

「いや、本気。」

えっと。それってつまり…。
考えられない。ありえない。絶対に。

なにが起きたのかよくわからないままに時間だけがすぎ、
あまりの衝撃に俺の喉は食べ物を受け付けず、ほとんどを北斗が食べてしまった。
「せっかく美味しいとこのご飯にしたのに。」なんて呟いていたから、北斗も来たのは初めてだったらしい。

その後は、北斗に送ってもらって家まで帰ってきて、
やっとそこで俺の頭が回復して、北斗の言葉をやっと噛み砕くことができた。

つまりはこういうことらしい。
北斗は俺のことが好き。
(どうして好きなのか、いつから好きなのかは不明。)
そしてドッキリではないらしい。
(ドッキリであればいいななんて思ってしまった)

でも、なんで北斗が。俺を？
北斗のことを好きかと問われれば、答えはyesだ。
北斗のことは好き。人として。
でも北斗のことを恋愛対象としてみた事は一度もない。
仕事柄そういう人に出会った事はあるし、同性に告白をされた事はある。
実際その人のことは好きだったけど、(友人として)
ごめんなさいとその時は断ったと記憶している。

じゃあ、北斗のことも同じように振るのだろうか。
俺が、北斗を、振る。

考えれば考えるほどよくわからなくなってしまって、
もう一度俺は頭を抱えてベッドに倒れこんだ。

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データが飛んでしまい、書きたかったことが書けなかった…( ; ; )