むあむあ。《cn×ar》

幸せ ページ49

侑李side





翌朝



目が覚めると隣には誰もいなかった




まだまだ重い目を擦りながら寝室を出ると、キッチンでいつも通りご飯を作ってる大貴





大｢あ…おはよ、侑李｣

侑｢おはよ｣

大｢えと…昨日は、ごめん…｣

侑｢ううん、僕が大貴の気持ちに気づいてなかっただけ。大貴は悪くない｣

大｢…でも、｣

侑｢大貴｣





できる限り優しい声で呼んだ



俯いてた顔が上がった。目は潤んでいた



そっと近寄り、昨日の夜みたいに大貴の頬に手を触れた





侑｢もう、そんな顔しないでよ。せっかく可愛い顔してるんだから｣

大｢…っ、///｣

侑｢なに？照れてるの？｣

大｢照れてっ…ないしっ…！｣

侑｢ふはっ、かわい｣





ぎゅっと抱きしめると背中に手が回された



しばらくして離れた後、また目が合った



何かを察して欲しいかのように目を閉じた大貴の唇に



そっと、自分の唇を重ねた















＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿













ねぇ、大貴




こんな僕だけど




これからもついてきてくれる？





僕が絶対、幸せにしてあげる＿＿。

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