隣にはいつも君 2

ナイショ話 ページ24

廉「A」






「？」







リビングで撮影中




ふと呼ばれて振り返ると


手招きする廉くん





カメラを気にしながらも廉くんのそばに行くと


あっち、とテラスを指さす








廉くんの後に続いてテラスに行くと




廉「今日さ、終わったあと会える？」


小さな声でボソボソ言う



「終わった後って…？」



私も小さめの声で聞き返す



廉「このあとみんなでゴハン行くやろ、その後…話あんねん…」



「う、うん…」



みんながいるのに、なんだかナイショ話みたいで

ちょっとドキドキ




廉「じゃあ、この前行った駅で待ち合わせな」


「あ…うん、わかった」









ちょっとだけ




期待する自分





このシェアハウスが終わっても



廉くんと繋がっていたいから









スタッフ「おーい、そこの二人こっち来て〜」






スタッフさんに呼ばれて二人でリビングに戻ると




スタッフ「二人仲良いよね〜、いつも一緒にいるイメージあるなあ」




「えっ、そ、そんなことないです！」


神「Aちゃん動揺しすぎ 笑」


廉「いつもじゃない」


岸「照れんなよ」


廉「照れてない！」


カ「ムキになってる…笑」









最後の撮影は無事に進み





終わりの時が近付く

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